3 階建て介護老人福祉施設がある住宅地に,下記の図記号に関連した警戒レベル3 が発令された。介護福祉職がとるべき行動とし…
介護の基本 第71問
3 階建て介護老人福祉施設がある住宅地に,下記の図記号に関連した警戒レベル3 が発令された。介護福祉職がとるべき行動として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)玄関のドアを開けたままにする。
- (2)消火器で,初期消火する。
- (3)垂直避難誘導をする。
- (4)利用者家族に安否情報を連絡する。
- (5)転倒の危険性があるものを固定する。
正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。
図は、四角の枠の中に水面と波を表した図記号で、災害の種別のうち「洪水・内水氾濫」を表します(避難場所などの案内に使われる図記号)。警戒レベル3は「高齢者等避難」で、避難に時間のかかる高齢者や障害者などは、危険な場所から避難を始める段階です。浸水のおそれがあるときは、建物の上の階に移動する「垂直避難」が有効な場合があります。3階建ての施設であれば、利用者を2階・3階など浸水しにくい階へ誘導することが考えられます。
【ほかの選択肢】
(1) 玄関のドアを開けたままにする 地震のときに、建物のゆがみで扉が開かなくなるのを防ぐための行動です。浸水のおそれがあるときには、水の流れ込みを防ぐことのほうが大切です 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 消火器で初期消火 火災が起きたときの行動です 誤り
(4) 家族に安否情報を連絡 避難の誘導を行い、利用者の安全を確保した後に行うことです 誤り
(5) 転倒の危険があるものを固定 地震への日頃の備えで、洪水の警戒レベル3が出た段階でとるべき行動ではありません 誤り
【覚え方】
警戒レベル3 …… 高齢者等避難(高齢者・障害者などは避難を始める)
警戒レベル4 …… 避難指示(危険な場所から全員避難)
警戒レベル5 …… 緊急安全確保(すでに災害が起きているおそれ。命を守る行動を)
※2026年10月時点では、2024年8月のJIS Z 8210の改正により、洪水・内水氾濫の災害種別図記号は国際規格(ISO 22578)に合わせた形に変わっています。
出典:介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
「介護の基本」のほかの問題
- 第38回(令和7年度) 第3問介護施設における介護ロボットに関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- 第38回(令和7年度) 第6問Aさん(51 歳,男性,障害支援区分5)は,知的障害がある。共同生活援助(グループホーム
- 第38回(令和7年度) 第9問次の記述のうち,介護老人保健施設における在宅復帰に向けたカンファレンスで,介護福祉士が連
- 第38回(令和7年度) 第12問介護福祉職が受けるストレスチェック制度に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選び
- 第37回(令和6年度) 第66問Aさん(75 歳,女性)は,3 か月前に,血管性認知症(vascular dementi
- 第37回(令和6年度) 第69問次の記述のうち,介護従事者を守る法制度として,正しいものを1 つ選びなさい。
スポンサーリンク


