次の記述のうち,左片麻痺の利用者を右側臥位から端座位にするときの介護として,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
生活支援技術 第86問
次の記述のうち,左片麻痺の利用者を右側臥位から端座位にするときの介護として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)利用者に左手でベッド柵をつかむように伝える。
- (2)利用者に右肘を支点にして上体を起こしてもらう。
- (3)利用者の右脚をベッドから下ろす。
- (4)利用者の頸部を支えて上体を起こす。
- (5)端座位の利用者の右側に立って上体を支える。
正答 (2)
正答は (2)。最も適切なのはこれです。
左片麻痺の人が右側臥位(健側の右側を下にした姿勢)から起き上がるときは、まず両脚をベッドから下ろし、次に下になっている右肘を支点にして上体を起こし(オン・エルボー)、さらに右手のひらで支えて(オン・ハンド)端座位になります。健側の力を生かすことで、利用者自身ができる動きを引き出せます。
【ほかの選択肢】
(1) 左手でベッド柵をつかむ 左手は麻痺側で、柵をつかんで体を支えることは難しいと考えられます 誤り
(3) 右脚をベッドから下ろす 端座位になるには両脚を下ろします。一般には、健側の右脚を麻痺側の左脚の下に差し入れ、右脚で左脚を支えながら両脚をそろえて下ろすよう促します 誤り
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(4) 頸部を支えて上体を起こす 頸部(首)を持ち上げると、首に負担がかかり、苦痛を与えます。支えるときは肩や背部を支えます。また、利用者が健側の力で起きる動きを妨げてしまいます 誤り
(5) 端座位の利用者の右側に立って支える 端座位では、麻痺側(左側)に倒れやすいので、介護者は麻痺側に立って支えます 誤り
出典:介護福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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