社会福祉の理念を発展させた人物に関する次の記述のうち,適切なものを1 つ選びなさい。…
人間の尊厳と自立 第1問
社会福祉の理念を発展させた人物に関する次の記述のうち,適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)バンク-ミケルセン(Bank-Mikkelsen, N.)は,「ソーシャルロール・バロリゼーション(Social Role Valorization)」を提唱した。
- (2)ニィリエ(Nirje, B.)は,「ノーマライゼーション(normalization)の8 つの原理」を提唱した。
- (3)ヴォルフェンスベルガー(Wolfensberger, W.)は,「エーデル改革」を提唱した。
- (4)リッチモンド(Richmond, M.)は,「ケースワークの7 原則」を提唱した。
- (5)エリクソン(Erikson, E.)は,「自立生活運動の理念」を提唱した。
正答 (2)
正答は (2)。適切なのはこれです。
スウェーデンのニィリエは、バンク-ミケルセンが唱えたノーマライゼーションの考え方を整理し、「1日のノーマルなリズム」「1週間のノーマルなリズム」「1年間のノーマルなリズム」「ライフサイクルにおけるノーマルな経験」「自己決定と要求の尊重」「異性との生活」「ノーマルな経済水準」「ノーマルな住環境水準」の8つの原理として示しました。
【ほかの選択肢】
(1) バンク-ミケルセン デンマークでノーマライゼーションの理念を初めて唱え、「ノーマライゼーションの父」と呼ばれる人です。ソーシャルロール・バロリゼーション(社会的役割の実践)を唱えたのはヴォルフェンスベルガーです 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) ヴォルフェンスベルガー アメリカでノーマライゼーションを発展させ、ソーシャルロール・バロリゼーションを唱えました。エーデル改革は1992年にスウェーデンで行われた高齢者の医療・福祉の改革で、個人が提唱したものではありません 誤り
(4) リッチモンド 「ケースワークの母」と呼ばれ、ケースワークを体系化した人です。「ケースワークの7原則」を示したのはバイステックです 誤り
(5) エリクソン 人の一生を8つの段階に分けた心理社会的発達理論で知られる人です。自立生活運動(IL運動)は、1960年代のアメリカで、重い障害のある学生エド・ロバーツらが始めた運動です 誤り
【組み合わせで覚える】
バンク-ミケルセン … ノーマライゼーションの父(デンマーク)
ニィリエ … ノーマライゼーションの8つの原理(スウェーデン)
ヴォルフェンスベルガー … ソーシャルロール・バロリゼーション(アメリカ)
出典:介護福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
「人間の尊厳と自立」のほかの問題
- 第36回(令和5年度) 第1問Aさん(76 歳,女性,要支援1)は,一人暮らしである。週1 回介護予防通所リハビリテー
- 第36回(令和5年度) 第2問次の記述のうち,介護を必要とする人の自立についての考え方として,最も適切なものを1 つ選
- 第37回(令和6年度) 第1問次の記述のうち,介護福祉職がアドボカシー(advocacy)の視点から行う対応として,最
- 第37回(令和6年度) 第2問Aさん(83 歳,女性,要介護3)は,脳梗塞(cerebral infarction)の
スポンサーリンク

