次の記述は正しいか。質権者は、その権利の存続期間内において、自己の責任で、質物について、転質をすることができる。この場合…

民法 民法 (イ)

次の記述は正しいか。質権者は、その権利の存続期間内において、自己の責任で、質物について、転質をすることができる。この場合において、転質をしたことによって生じた損失については、不可抗力によるものであったときは、その責任を負わない。

正答 (2)
正答は (2)。転質による損失は、不可抗力によるものであっても質権者が責任を負います。 民法348条は、質権者は、その権利の存続期間内において、自己の責任で、質物について転質をすることができるとし、続けて「転質をしたことによって生じた損失については、不可抗力によるものであっても、その責任を負う」と定めています。 記述は「不可抗力によるものであったときは、その責任を負わない」としており、条文と逆なので誤りです。質権設定者の承諾なしに転質ができる代わりに、質権者に重い責任を負わせています。 【ポイント】 設定者の承諾を得てする転質(承諾転質)は、298条2項・350条によって認められると説明されます。

出典:2023年(令和5年) 海事代理士試験 筆記試験 2.民法 (イ)(国土交通省 公表)出典元ページ

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