次の記述は、図に示すSSB(J3E)波を発生させる原理的な構成例について述べたものである。このうち帯域フィルタ(BPF)…
無線工学 無線工学 A-5
次の記述は、図に示すSSB(J3E)波を発生させる原理的な構成例について述べたものである。このうち帯域フィルタ(BPF)について述べたものとして、正しいものを下の番号から選べ。
- (1)搬送波の成分(fC)を通過させる。
- (2)上下側波帯成分(fC±fS)の両方と搬送波の成分(fC)を通過させる。
- (3)上下側波帯成分(fC±fS)の両方を通過させる。
- (4)上下側波帯成分(fC±fS)のうちいずれか一方を通過させる。
- (5)上下側波帯成分(fC±fS)のうちいずれか一方と、搬送波の成分(fC)を通過させる。
正答 (4)
正答は (4)。
【結論】
平衡変調器(リング変調器)は、変調信号fSと搬送波fCを掛け合わせ、搬送波を打ち消して上下の側波帯(fC+fSとfC-fS)だけを出力します。つまり出力は搬送波のないDSB波です。
帯域フィルタ(BPF)は、このうち上側波帯か下側波帯のどちらか一方だけを通過させ、もう一方を取り除きます。こうして片方の側波帯だけの、搬送波を抑圧したSSB(J3E)波ができます。
【誤りの選択肢】
(1) (2) (5) 搬送波は平衡変調器で抑圧されるので、BPFで通過させる成分ではありません。J3Eは「抑圧搬送波」の単側波帯です
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 両方の側波帯を通すと、DSB波のままでSSB波になりません
【関連する知識】
SSB波は占有周波数帯幅がDSB(A3E)の約半分で済み、搬送波を送らないので送信電力も節約できます。
出典:2026年(令和8年)2月期 第四級海上無線通信士 無線工学 A-5(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
「無線工学」のほかの問題
- 2026年(令和8年)8月期 無線工学 A-3次の記述は、増幅回路に負帰還をかけたときの特徴について述べたものである。[ ]内に入れ
- 2026年(令和8年)8月期 無線工学 A-8次の記述は、DSB (A3E) スーパヘテロダイン受信機の高周波増幅器の働きについて述べ
- 2026年(令和8年)8月期 無線工学 A-13次の記述は、直流電流計について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せ
- 2026年(令和8年)8月期 無線工学 B-2 オ次の記述は、図に示す理想的な演算増幅器(AOP)を用いた増幅回路について述べたものである
- 2026年(令和8年)8月期 無線工学 B-3 オ次の記述は、図に示す原理的な構造の円形パラボラアンテナについて述べたものである。このうち
- 2026年(令和8年)8月期 無線工学 B-4 オ次の記述は、捜索救助用レーダートランスポンダ(SART)について述べたものである。[
スポンサーリンク


