次の記述は、一般的なパルスレーダーの距離分解能について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番…
無線工学 無線工学 A-11
次の記述は、一般的なパルスレーダーの距離分解能について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 同じ方位において、[A]の異なる二つの物標を識別できる物標相互間の[B]をいう。(2) パルス幅が、[C]ほど良い。
- (1)A: 距離 B: 最長距離 C: 狭い
- (2)A: 距離 B: 最短距離 C: 狭い
- (3)A: 距離 B: 最短距離 C: 広い
- (4)A: 仰角 B: 最短距離 C: 狭い
- (5)A: 仰角 B: 最長距離 C: 広い
正答 (2)
正答は (2)。
【結論】
距離分解能は、同じ方位にあって距離の異なる二つの物標を、別々の映像として見分けられる最短の距離(物標どうしの間隔)をいいます。
パルス幅をτ〔s〕、電波の速さをc〔m/s〕とすると、距離分解能はおよそ c × τ ÷ 2〔m〕です。パルス幅が狭いほど値が小さくなり、分解能は良くなります。
例 τ = 0.1〔μs〕のとき
3 × 10⁸ × 0.1 × 10⁻⁶ ÷ 2 = 15〔m〕
【誤りの選択肢】
(1) (5) 分解能は「識別できる最短の距離」で表します。最長距離ではありません
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(3) (5) パルス幅が広いと、二つの物標からの反射が重なって一つに見えるので、分解能は悪くなります
(4) (5) 仰角ではなく、距離の異なる物標を見分ける能力です
【関連する知識】
同じ距離で方位の異なる物標を見分ける能力は方位分解能で、アンテナの水平面内のビーム幅が狭いほど良くなります。
出典:2026年(令和8年)2月期 第四級海上無線通信士 無線工学 A-11(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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