次の記述は、図に示す小電力用の同軸給電線について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。…
無線工学 無線工学 A-10
次の記述は、図に示す小電力用の同軸給電線について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。
- (1)一般に外部導体を接地して用いる。
- (2)特性インピーダンスは、50〔Ω〕や75〔Ω〕のものが多い。
- (3)周波数がマイクロ波(SHF)のように高くなると、内部導体のドプラ効果により損失が大きくなる。
- (4)不平衡形の給電線である。
- (5)図に示す「ア」の部分は、誘電体である。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
【結論】
周波数が高くなると、電流は導体の表面近くだけを流れるようになります。これを表皮効果といいます。電流の流れる断面積が実質的に小さくなるので、抵抗が増えて損失が大きくなります。また誘電体の損失も増えます。「ドプラ効果」は誤りです。
【正しい選択肢】
(1) 一般に外部導体を接地して使います。外部導体が遮へいの役目もします
(2) 特性インピーダンスは50Ωや75Ωのものが多く使われます
(4) 内部導体と外部導体の形が違うので、不平衡形の給電線です
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(5) 図の「ア」は内部導体と外部導体の間を埋める誘電体(ポリエチレンなどの絶縁物)です
【関連する知識】
ドプラ効果は、発射源や反射物が動くと受信する周波数が変わる現象で、速度の測定などに使われます。給電線の損失とは関係ありません。
出典:2026年(令和8年)8月期 第四級海上無線通信士 無線工学 A-10(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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