A社は,X3 年4 月1 日に備品をファイナンス・リース取引により取得した。当該リース取引に関する次の〔資料〕に基づいて…
財務会計論 財務会計論 問題13
A社は,X3 年4 月1 日に備品をファイナンス・リース取引により取得した。当該リース取引に関する次の〔資料〕に基づいて,A社の当期(X5 年1 月1 日~X5 年12 月31 日)の貸借対照表に計上される①1 年以内返済予定リース債務の金額と,②備品減価償却累計額の金額の組合せとして,最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算結果に端数が生じる場合,千円未満をその都度四捨五入により計算すること。(8 点)〔資料〕1.リース料総額 180,000 千円2.リース料支払い条件 毎年3 月末日に1 年分36,000 千円を後払い3.解約不能のリース期間 5 年4.貸手の現金購入価額 不明5.借手は,貸手の計算利子率を知り得ない6.借手の見積現金購入価額 172,000 千円7.借手の追加借入利子率 年2.5 %8.所有権移転条項 有り9.リース物件の経済的耐用年数 8 年10.減価償却方法 定額法(残存価額は取得原価の10 %)なお,A社は,これ以外に備品を有しておらず,これ以外にリース取引の契約を締結していない。
- (1)①: 34,265 千円 ②: 82,789 千円
- (2)①: 32,614 千円 ②: 18,816 千円
- (3)①: 32,614 千円 ②: 82,789 千円
- (4)①: 33,430 千円 ②: 51,744 千円
- (5)①: 33,430 千円 ②: 18,816 千円
- (6)①: 34,265 千円 ②: 51,744 千円
正答 (4)
正答は (4)。リース資産は167,250千円で、1年以内返済予定のリース債務は33,430千円、減価償却累計額は51,744千円です。
所有権移転ファイナンス・リースで、貸手の購入価額が不明なので、リース料の現在価値と見積現金購入価額の低い方を取得価額とします。(単位:千円)
【取得価額】
年36,000の5回分を追加借入利子率2.5%で割り引くと167,249.8→167,250。見積現金購入価額172,000より低いので167,250です。
【リース債務】(利率2.5%、その都度四捨五入)
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X4年3月:利息4,181、元本31,819、残高135,431X5年3月:利息3,386、元本32,614、残高102,817X6年3月:利息2,570、元本33,430 → X5年12月末の1年以内返済予定額は33,430
【減価償却累計額】
所有権移転なので経済的耐用年数8年で償却します。
年償却費 167,250×0.9÷8=18,815.6→18,816
X3年(4月〜12月の9か月)18,816×9/12=14,112、X4年18,816、X5年18,816
累計 14,112+18,816+18,816=51,744
出典:2022年(令和4年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題13(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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