当社は,小売事業を営んでおり,顧客サービスの向上のためにポイント・サービスを導入している。「収益認識に関する会計基準」お…
財務会計論 財務会計論 問題15
当社は,小売事業を営んでおり,顧客サービスの向上のためにポイント・サービスを導入している。「収益認識に関する会計基準」および同適用指針に基づき,次の〔資料〕に示された当期中の取引について,当社が計上する売上高の金額として,最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,当社は,商品の販売等に関する見積りに関しては十分な情報を有している。また,消費税等については考慮せず,計算結果に端数が生じる場合,円未満を四捨五入すること。(8 点)〔資料〕1.顧客に対し商品の購入金額20 円につき1 ポイントを付与し,顧客は,次回の商品購入時に1 ポイント1 円として購入代金に充当することができる。2.顧客に対しポイントが付与された商品の購入金額は1,200,000 円であり,この価格は固定された独立販売価格である。3.上記2.で付与されたポイントのうち,80 %が将来使用されると見積もった。4.上記2.で付与されたポイントのうち,28,000 ポイントが使用され,独立販売価格28,000 円の商品の購入代金に充当された。5.当期中にポイントの使用についての見積りの変更は行われなかった。
- (1)1,140,000 円
- (2)1,142,857 円
- (3)1,153,846 円
- (4)1,169,524 円
- (5)1,180,769 円
- (6)1,228,000 円
正答 (5)
正答は (5)。商品とポイントに独立販売価格の比で取引価格を配分し、使用されたポイント分を加えると売上高は1,180,769円です。
【ポイントの独立販売価格】
付与ポイント 1,200,000÷20=60,000ポイント
使用見込み 60,000×80%=48,000円
【取引価格の配分】
商品 1,200,000×1,200,000/1,248,000=1,153,846.15
ポイント 1,200,000×48,000/1,248,000=46,153.85(契約負債)
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【ポイントの使用】
使用見込み48,000ポイントのうち28,000ポイントが使われたので46,153.85×28,000/48,000=26,923.08を収益に振り替えます。
【売上高】
1,153,846.15+26,923.08=1,180,769.23 → 1,180,769円
ポイントで支払われた商品の売上高は、充当されたポイントに配分済みの額で計上され、独立販売価格28,000円では計上しません。
出典:2022年(令和4年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題15(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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