次の〔資料〕に基づき,L社の原材料輸入取引に関するX0 年12 月31 日(決算日)の貸借対照表上の前受収益の金額と,買…
財務会計論 財務会計論 問題18
次の〔資料〕に基づき,L社の原材料輸入取引に関するX0 年12 月31 日(決算日)の貸借対照表上の前受収益の金額と,買掛金の金額の組合せとして,最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,税効果は考慮しないものとする。(8 点)〔資料〕1.L社は,原材料を米ドル建てで輸入しており,円安による決済金額増加のリスクをヘッジするために,以下の為替予約を行っている。なお,為替予約の会計処理はヘッジ会計の要件を満たしており,「外貨建取引等会計処理基準」に定める振当処理を採用している。原材料の取引に関する状況は次のとおりである。・ X0 年10 月31 日に30 百万ドル輸入した。この代金決済に関して,X1 年1 月31 日を決済日とする為替予約30 百万ドルをX0 年11 月30 日に行った。2.為替予約時の直物相場における換算額と予約相場における換算額は,合理的に期間配分する。3.為替予約締結日の為替予約相場は1 ドル=102 円であった。4.本問と関係する1 ドル当たりの直物為替相場の推移は次のとおりである。日付 為替相場輸入取引実行日 X0 年10 月31 日 102 円為替予約締結日 X0 年11 月30 日 104 円決算日 X0 年12 月31 日 103 円為替予約決済日 X1 年1 月31 日 109 円
- (1)前受収益: 30 百万円 買掛金: 3,060 百万円
- (2)前受収益: 30 百万円 買掛金: 3,090 百万円
- (3)前受収益: 30 百万円 買掛金: 3,120 百万円
- (4)前受収益: 60 百万円 買掛金: 3,060 百万円
- (5)前受収益: 60 百万円 買掛金: 3,090 百万円
- (6)前受収益: 60 百万円 買掛金: 3,120 百万円
正答 (1)
正答は (1)。振当処理で買掛金は予約レートの3,060百万円とし、直先差額60百万円のうち未経過の1か月分30百万円が前受収益です。
(百万円)
【輸入時 10/31】30×102=3,060 仕入/買掛金
【予約時 11/30】予約レート102で振り当てると、買掛金は30×102=3,060のままです。差額を二つに分けます。
直々差額 30×(104-102)=60:予約までの相場変動なので当期の為替差損
直先差額 30×(104-102)=60:予約日の直物104と予約レート102の差で、予約日から決済日(11/30〜1/31の2か月)に配分。いったん前受収益とします。
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【決算 12/31】
直先差額のうち1か月分 60×1/2=30を為替差益に振り替え
前受収益の残高 60-30=30
買掛金は予約レートで確定しているので、決算日の直物103円で換算替えはしません。買掛金 3,060、前受収益 30
出典:2022年(令和4年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題18(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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