次の〔資料〕に基づき,A社の当期(X1 年4 月1 日~X2 年3 月31 日)末における債権に対する貸倒引当金の合計金…

財務会計論 財務会計論 問題6

次の〔資料〕に基づき,A社の当期(X1 年4 月1 日~X2 年3 月31 日)末における債権に対する貸倒引当金の合計金額として最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の千円未満を四捨五入すること。(8 点)〔資料〕1.一般債権一般債権の当期末残高は3,600 千円である。過去の貸倒実績により期末残高の3 %を引き当てる。2.貸倒懸念債権(B社売掛金)⑴ B社に対する売掛金1,500 千円については,担保として営業保証金400 千円を預かっている。⑵ B社の財政状態が悪化したため,決算にあたり,A社はB社に対する売掛金を貸倒懸念債権と判定し,財務内容評価法によって貸倒見積高を算定する。担保価値を除く売掛金の40 %は回収可能と判断した。3.貸倒懸念債権(C社貸付金)⑴ C社に対する貸付金(元本20,000 千円,利子率 年4 %(年1 回毎期末後払い),満期X4 年3 月31 日(元本一括返済))について,X2 年3 月31 日の利払後にC社から資金繰りの悪化を理由に条件緩和の申出があり,A社は支払期限を1 年延長し,利子率を翌期から年2 %に引き下げることに合意した。⑵ 決算にあたり,A社はC社に対する貸付金を貸倒懸念債権と判定し,キャッシュ・フロー見積法によって貸倒見積高を算定する。⑶ 利子率r %,n 年の現価係数は以下のとおりである。n 1 年 2 年 3 年r2 % 0.9804 0.9612 0.94234 % 0.9615 0.9246 0.88904.破産更生債権等D社が経営破綻したため,同社に対する売掛金(帳簿価額2,000 千円)を,A社は破産更生債権等と判定した。D社からは担保として国債(時価600 千円)が差し入れられている。なお,D社に対する貸倒見積高は,売掛金から直接減額しないこととする。

正答 (4)
正答は (4)。一般債権108、B社660、C社1,109.96、D社1,400の合計3,277.96千円を四捨五入して3,278千円です。 (金額は千円) 【一般債権】 3,600×3%=108 【B社(財務内容評価法)】 担保を除く額 1,500-400=1,100 回収可能40%を除く 1,100×60%=660 【C社(キャッシュ・フロー見積法)】 条件緩和後の受取額を当初の利子率4%で割り引きます。 X3年3月 利息400(2%)×0.9615=384.6 X4年3月 利息400×0.9246=369.84
解説の続きをみる続きを閉じる
X5年3月 元本と利息20,400×0.8890=18,135.6 現在価値 18,890.04 貸倒見積高 20,000-18,890.04=1,109.96 【D社(破産更生債権等)】 2,000-600=1,400 合計 108+660+1,109.96+1,400=3,277.96 → 3,278

出典:2023年(令和5年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題6(金融庁 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「財務会計論」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年)第Ⅱ回 財務会計論 問題18次の〔資料〕に基づき,株式移転直後のX3 年1 月1 日においてC社が連結貸借対照表を作
  2. 2024年(令和6年)第Ⅰ回 財務会計論 問題21持分法の会計に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさ
  3. 2025年(令和7年)第Ⅰ回 財務会計論 問題1会計公準に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。
  4. 2025年(令和7年)第Ⅱ回 財務会計論 問題3資産会計に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。
  5. 2022年(令和4年)第Ⅰ回 財務会計論 問題10財務諸表の注記に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びな
  6. 2022年(令和4年)第Ⅱ回 財務会計論 問題12当社は,自社製品の販売事業およびリース事業を行っている。「金融商品に関する会計基準」およ

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク