次の〔資料〕に示した取引から発生する,X3 年3 月期における①受取利息および②支払賃料の金額の組合せとして,最も適切な…
財務会計論 財務会計論 問題14
次の〔資料〕に示した取引から発生する,X3 年3 月期における①受取利息および②支払賃料の金額の組合せとして,最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,その都度,千円未満を四捨五入すること。(8 点)〔資料〕1.当社は,小売店を各地で展開しており,テナントとして入居予定のビル建設に要する資金750,000 千円を,地主である甲社に建設協力金として貸し付けた。貸付実行日はX2 年4 月1 日,返済期日はX5 年3 月31 日である。なお,年2 %の利息を複利で計算し,元本の返済と合わせて一括して受け取ることとした。2.市場で観測された本取引に使用すべき割引率は,各期とも年5 %である。3.長期前払賃料は,毎期均等額を費用化する。4.当社の会計期間は,各期とも4 月1 日から3 月31 日である。5.X3 年3 月期の仕訳で,割引計算を行うにあたっては,以下の現価係数を用いること。3 年2 % 0.94235 % 0.8638
- (1)①: 15,000 千円 ②: 15,302 千円
- (2)①: 15,000 千円 ②: 20,832 千円
- (3)①: 32,393 千円 ②: 15,302 千円
- (4)①: 32,393 千円 ②: 33,750 千円
- (5)①: 34,375 千円 ②: 20,832 千円
- (6)①: 34,375 千円 ②: 33,750 千円
正答 (5)
正答は (5)。建設協力金の受取額を5%で割り引いた現在価値687,504千円に5%を掛けた受取利息は34,375千円、前払賃料の費用化は20,832千円です。
(金額は千円)
【返済時の受取額】
750,000×1.02³=795,906
【貸付時の現在価値(市場の割引率5%)】
795,906×0.8638=687,504
差額 750,000-687,504=62,496(長期前払賃料)
【① 受取利息(X3年3月期)】
687,504×5%=34,375
【② 支払賃料(X3年3月期)】
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62,496÷3年=20,832
時価より有利な条件で貸し付けた差額は、賃借の対価の前払いとみて長期前払賃料とし、期間にわたり均等に費用化します。貸付金は現在価値で計上し、満期までの増加額を受取利息とします。
出典:2023年(令和5年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題14(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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