次の〔資料〕に基づき,P社が作成する連結財務諸表における連結会社の数として正しいものの番号を一つ選びなさい。…
財務会計論 財務会計論 問題19
次の〔資料〕に基づき,P社が作成する連結財務諸表における連結会社の数として正しいものの番号を一つ選びなさい。(8 点)〔資料〕1.P社は,A社の議決権の40 %を保有している。また,A社は,B社の議決権の30 %を保有し,B社はA社の議決権の15 %を保有している。2.P社は,C社の議決権の45 %を保有し,かつ,C社の取締役会に対して自社の役員等から派遣しその構成員の60 %を占めている。また,C社は,D社の議決権の15 %を保有し,かつ,技術提供の関係を通じてD社の財務および営業または事業の方針の決定に対して重要な影響を与えることができる。3.P社は,E社の議決権の60 %を保有し,かつ,F社の議決権の40 %を保有している。E社は,F社の議決権の15 %を保有し,G社の議決権の60 %を保有している。F社は,G社の議決権の40 %を保有している。一方で,G社は,P社およびE社の主導のもとで清算手続が進められているため,継続企業とは認められない。4.P社は,特別目的会社であるH社の議決権の100 %を保有している。H社は,P社から適正な価額で譲り受けた資産から生ずる収益を自らが発行する証券の保有者に享受させることを目的として設立されており,その事業は当該目的に従って適切に遂行されている。5.P社は,投資事業組合であるI社(組合)の業務執行の権限の30 %を有しており,かつ,I社(組合)への出資額総額の半分の額を拠出している。
- (1)3 社
- (2)4 社
- (3)5 社
- (4)6 社
- (5)7 社
- (6)8 社
正答 (3)
正答は (3)。連結会社はP社とC社・E社・F社・G社の5社で、A社・D社・H社・I組合は子会社になりません。
連結会社は、親会社と連結子会社をいいます。
【各社】
A社 子会社でない。議決権40%で、ほかに支配を示す事実(緊密な者の議決権や取締役会の過半数など)がありません。C社 子会社。議決権45%に加え、取締役会の構成員の過半数(60%)を派遣しています。D社 子会社でない。C社の15%と重要な影響力で、関連会社に当たります。E社 子会社。議決権60%です。F社 子会社。P社40%+子会社E社15%=55%です。G社 子会社。E社60%+F社40%です。清算中ですが、P社・E社の主導で進められており、有効な支配従属関係が存在するので子会社に該当します。H社 子会社でない。適正な価額で資産を譲り受け、その収益を証券の保有者に享受させる目的で適切に事業を行う特別目的会社は、出資者等の子会社に該当しないものと推定されます。I組合 子会社でない。業務執行の権限は30%で、過半を有していません。
P・C・E・F・Gの5社で、(3) です。
出典:2023年(令和5年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題19(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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