次の〔資料〕に基づき,共用資産に配分される減損損失の金額として正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,共用資産の減損損失…

財務会計論 財務会計論 問題20

次の〔資料〕に基づき,共用資産に配分される減損損失の金額として正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,共用資産の減損損失の認識と測定に当たっては,より大きな単位で資産をグルーピングする方法によること。(8 点)〔資料〕1.当社は,資産グループAおよびBを保有しており,それぞれの帳簿価額は,750,000 千円および650,000 千円であった。2.当社は,資産グループAおよびBとは別に,全社的なキャッシュ・フローの生成に貢献する共用資産Cを保有しており,その帳簿価額は350,000 千円であった。3.資産グループAおよび共用資産Cに減損の兆候が認められた。4.資産グループAの経済的残存使用年数は20 年であり,各年1 年間の割引前将来キャッシュ・フローと20 年後の正味売却価額は次のとおりである。1 ~10 年の 11 ~20 年の 20 年経過時点の各1 年間 各1 年間 正味売却価額キャッシュ・フロー 40,000 千円 24,000 千円 10,000 千円5.当社が用いる割引率は年率3 %(税引前)であり,同割引率による現価係数および年金現価係数は次のとおりである。10 年 20 年現価係数 0.7441 0.5537年金現価係数 8.5302 14.87756.資産グループAの当期における正味売却価額は,450,000 千円である。7.共用資産Cを含む保有する資産全体の割引前将来キャッシュ・フローは1,650,000千円,その回収可能価額は1,230,000 千円とする。8.計算の過程で千円未満の端数が生じる場合には,端数が生じる都度,千円未満を四捨五入する。9.税効果は考慮しない。

正答 (6)
正答は (6)。資産グループAの減損250,920千円を、共用資産を含む全体の減損520,000千円から差し引いた269,080千円です。 (単位:千円)より大きな単位でグルーピングする方法では、共用資産を加えたことで増える減損損失を共用資産に配分します。 【資産グループA】 割引前将来キャッシュ・フロー:40,000×10+24,000×10+10,000=650,000<帳簿価額750,000 → 減損を認識 使用価値:40,000×8.5302+24,000×(14.8775-8.5302)+10,000×0.5537
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=341,208+152,335+5,537=499,080 回収可能価額は正味売却価額450,000より大きい499,080 減損損失:750,000-499,080=250,920 【共用資産を含む全体】 帳簿価額:750,000+650,000+350,000=1,750,000>割引前1,650,000 → 認識 減損損失:1,750,000-1,230,000=520,000 【共用資産Cへの配分】 520,000-250,920=269,080(共用資産の帳簿価額350,000の範囲内)

出典:2023年(令和5年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題20(金融庁 公表)出典元ページ

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