国際会計基準等に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

財務会計論 財務会計論 問題3

国際会計基準等に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(8点)ア.金融商品取引法におけるディスクロージャー制度の下では,連結財務諸表の作成のための会計基準として,日本基準,米国基準,指定国際会計基準,修正国際基準の四つの基準が存在している。イ.有価証券報告書の提出会社においては,連結財務諸表の用語,様式および作成方法は,継続適用を条件に指定国際会計基準によることができ,我が国において国際会計基準の普及を推進する観点から,特段の適用要件は求められていない。ウ.有価証券報告書における連結財務諸表を指定国際会計基準によって作成している会社においても,会社法に基づく連結計算書類については,会社計算規則に準拠して日本基準で作成しなければならない。エ.国際会計基準のうち,日本の会計基準と基本的な考え方に重要な差異がある部分を修正した修正国際基準の特徴は,のれんの規則的償却,およびその他の包括利益に関するリサイクリング処理が必要とされる点である。

正答 (3)
正答は (3)。金商法の連結財務諸表には4つの基準があり(ア)、修正国際基準はのれんの償却とOCIのリサイクリングを求めます(エ)。 我が国で使える会計基準とIFRS(指定国際会計基準)の任意適用を問う問題です。 【各記述】 ア 正しい。金融商品取引法の連結財務諸表には、日本基準のほか、米国基準、指定国際会計基準、修正国際基準(JMIS)の四つが使われています。 イ 誤り。指定国際会計基準で連結財務諸表を作れるのは「指定国際会計基準特定会社」で、連結財務諸表の適正性を確保する特段の取組みの記載と、IFRSに詳しい役員・使用人を置いて適正に作成できる体制の整備が要件です(連結財務諸表規則1条の2)。
解説の続きをみる続きを閉じる
ウ 誤り。指定国際会計基準に従うことができる会社は、会社法の連結計算書類も指定国際会計基準で作成できます(会社計算規則120条1項)。 エ 正しい。修正国際基準は、IFRSのうち日本の考え方と大きく違う部分を修正したもので、のれんを規則的に償却し、その他の包括利益の全項目をリサイクリングする点が特徴です。 正しいのはアとエで、(3) です。

出典:2024年(令和6年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題3(金融庁 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「財務会計論」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年)第Ⅰ回 財務会計論 問題15「リース取引に関する会計基準」および同適用指針に関する次の記述のうち,正しいものの組合せ
  2. 2023年(令和5年)第Ⅱ回 財務会計論 問題17連結財務諸表上の税効果の会計処理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切
  3. 2024年(令和6年)第Ⅱ回 財務会計論 問題19持分法に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。
  4. 2025年(令和7年)第Ⅰ回 財務会計論 問題21P社は,関連会社A社に持分法を適用してP社企業集団の連結財務諸表を作成している。X 3
  5. 2022年(令和4年)第Ⅰ回 財務会計論 問題6次の〔資料〕に基づき,当期(X1 年4 月1 日~X2 年3 月31 日)の損益計算書の
  6. 2022年(令和4年)第Ⅱ回 財務会計論 問題8「自己株式及び準備金の減少等に関する会計基準」に関する次の記述のうち,正しいものの組合せ

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク