純資産に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…
財務会計論 財務会計論 問題8
純資産に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(8点)ア.個別貸借対照表の純資産の部は,株主資本,評価・換算差額等,株式引受権および新株予約権から構成される。ここでの評価・換算差額等には,その他有価証券評価差額金,繰延ヘッジ損益,圧縮積立金および土地再評価差額金等が含まれる。イ.株主資本は,資本金,資本剰余金および利益剰余金に区分される。資本剰余金には,資本準備金,その他資本剰余金および自己株式が含まれる。ウ.株主資本に含まれるその他利益剰余金または繰越利益剰余金の金額が負となる場合には,マイナス残高として表示する。エ.取締役の報酬等として株式を無償交付する取引のうち,事後交付型に該当する場合は,報酬費用の相手勘定として株式引受権が計上される。
- (1)アイ
- (2)アウ
- (3)アエ
- (4)イウ
- (5)イエ
- (6)ウエ
正答 (6)
正答は (6)。その他利益剰余金・繰越利益剰余金が負ならマイナス残高で表示し(ウ)、事後交付型の株式報酬の相手勘定は株式引受権です(エ)。
貸借対照表の純資産の部を問う問題です。
【各記述】
ア 誤り。純資産の部の構成(株主資本・評価・換算差額等・株式引受権・新株予約権)は正しいのですが、圧縮積立金はその他利益剰余金(任意積立金)の項目で、評価・換算差額等には含まれません。
イ 誤り。自己株式は資本剰余金の項目ではなく、株主資本の末尾に控除項目として表示します。
ウ 正しい。その他利益剰余金又は繰越利益剰余金の金額が負となる場合は、マイナス残高として表示します。
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エ 正しい。取締役の報酬等として株式を無償交付する取引のうち事後交付型では、報酬費用の相手勘定として、純資産の部に株式引受権を計上します。
正しいのはウとエで、(6) です。
出典:2024年(令和6年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題8(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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