〔資料〕に基づいて,X5 年度(X5 年4月1 日~X6 年3 月31 日)末の貸借対照表における無形固定資産の合計額と…

財務会計論 財務会計論 問題5

〔資料〕に基づいて,X5 年度(X5 年4月1 日~X6 年3 月31 日)末の貸借対照表における無形固定資産の合計額として正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,計算結果に端数が生じる場合,千円未満を四捨五入すること。(8点)〔資料〕1.無形固定資産の償却については,その記帳を年度決算において行い,定額法による償却費の算定には月割計算を用いる。2.意匠権は,X1 年10 月1 日に購入により取得し,取得年度より7 年間にわたり定額法により償却を行っている。X5 年度末における意匠権の決算整理前残高は46,200千円である。3.鉱業権は,X2 年10 月1 日に750,000 千円で取得し,生産高比例法により償却を行っている。鉱山の推定埋蔵量は600,000 トンであり,X2 年度(鉱業権の取得日以降)は50,000 トン,X3 年度は100,000 トン,X4年度からX6 年度までは毎年150,000 トンの採掘を見込んでいた。X4年度までは見込みどおりの採掘が行われた。その後,採掘環境等の変化によりX4年度末において採掘期間と採掘量の見直しを行い,X5 年度からX7 年度までの採掘見込みを毎年100,000 トンに修正した。X5 年度は,修正後の見込みどおりの採掘が行われた。なお,採掘期間と採掘量の見直しは会計上の見積りの変更に該当する。4.当社は,X2 年度に製品Pの特殊製法に関する研究開発を開始した。X3 年12 月に当該製法が完成し,特許申請を行ったところ,X4年4月1 日に特許権として登録が認められた。当社がX2 年度において当該研究開発に支出した額は100,000 千円であり,X3 年度は,当該研究開発に60,000 千円,出願料に120 千円,登録料に200 千円支出した。また,特許権は,取得年度より8年間にわたり定額法により償却を行う。5.当社は,X3 年8月1 日に連結グループ外のA社から事業の一部であるB事業を現金1,600,000 千円を支払って取得した。B事業の取得日における資産の帳簿価額は3,190,000 千円(時価は3,400,000 千円),負債の帳簿価額は2,400,000 千円(時価は2,400,000 千円)であった。B事業には事業取得日において識別可能な無形資産はない。B事業の取得により生じたのれんは,発生年度より5 年間にわたり定額法により償却を行う。

正答 (3)
正答は (3)。意匠権33,000・鉱業権250,000・特許権240・のれん280,000千円の合計が 563,240千円になるからです。 【意匠権】(単位:千円) X1年10月〜X5年3月の42か月を償却済みで、残りは42か月です。 当期償却:46,200 × 12/42 = 13,200 → 期末 33,000 【鉱業権】 X4年度まで:750,000 × (50,000 + 100,000 + 150,000)/600,000 = 375,000 → 残高 375,000 見積りの変更は当期以後に反映し、残りの採掘見込み300,000トンで配分します。
解説の続きをみる続きを閉じる
当期償却:375,000 × 100,000/300,000 = 125,000 → 期末 250,000 【特許権】 研究開発の支出(100,000・60,000)は発生時の費用で、資産になるのは出願料と登録料の 320 だけです。 X4年度から8年で償却:320 × 6/8 = 240 【のれん】 1,600,000 − (3,400,000 − 2,400,000) = 600,000 X3年8月〜X6年3月の32か月を償却:600,000 × 32/60 = 320,000 → 期末 280,000 【合計】33,000 + 250,000 + 240 + 280,000 = 563,240

出典:2024年(令和6年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題5(金融庁 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「財務会計論」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年)第Ⅰ回 財務会計論 問題17次の〔資料〕に基づき,P社のX6 年3 月期(X5 年4 月1 日~X6 年3 月31
  2. 2023年(令和5年)第Ⅱ回 財務会計論 問題19次の〔資料〕に基づき,P社が作成する連結財務諸表における連結会社の数として正しいものの番
  3. 2024年(令和6年)第Ⅰ回 財務会計論 問題22次の〔資料〕に基づき,X1 年12 月31 日の吸収分割によるα事業の移転後における,A
  4. 2025年(令和7年)第Ⅱ回 財務会計論 問題2我が国における財務会計の基礎概念および会計基準に基づき,次の記述のうち,正しいものの組合
  5. 2022年(令和4年)第Ⅰ回 財務会計論 問題9当社は,当期の財務諸表と併せて比較情報として前期の財務諸表を表示している。第X8期(X7
  6. 2022年(令和4年)第Ⅱ回 財務会計論 問題11当期(X1 年4 月1 日~X2 年3 月31 日)の損益計算書に4,200 千円の為替

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク