次の〔資料〕に基づき,当期(X2 年4月1 日~X3 年3 月31 日)末の貸借対照表に計上される社債の金額として正しい…
財務会計論 財務会計論 問題7
次の〔資料〕に基づき,当期(X2 年4月1 日~X3 年3 月31 日)末の貸借対照表に計上される社債の金額として正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の千円未満を四捨五入すること。(8点)〔資料〕1.X1 年4月1 日に,新株予約権付社債(転換社債型新株予約権付社債以外の新株予約権付社債)を以下の条件で発行した。⑴ 社債額面総額:1,000,000 千円⑵ 発行価額:額面100 円につき,社債部分は85 円,新株予約権部分は15 円⑶ 新株予約権の行使で新たに発行される株式数:10,000 千株⑷ 新株予約権の行使における1 株当たりの払込価額:110 円⑸ 償還期日および権利行使期限:X6 年3 月31 日⑹ 約定利子率:年2.0 %⑺ 利払日:毎年3 月31 日2.償却原価法の適用に当たっては,利息法(実効利子率:年5.514%)によるものとする。
- (1)903,738千円
- (2)905,220 千円
- (3)910,000 千円
- (4)943,738千円
- (5)946,322 千円
- (6)950,000 千円
正答 (2)
正答は (2)。区分法で社債を850,000千円で計上し、実効利子率5.514%の利息法で2年分償却すると、当期末は 905,220千円だからです。
【当初の計上】
転換社債型以外の新株予約権付社債は区分法で処理します。社債の対価部分は 1,000,000 × 85/100 = 850,000千円で、新株予約権の 150,000千円は純資産の部に計上し、社債には含めません。
【償却原価】(単位:千円)
利札は毎期 1,000,000 × 2.0% = 20,000 です。
X1年度:利息 850,000 × 5.514% = 46,869
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償却額 46,869 − 20,000 = 26,869 → 876,869
X2年度:利息 876,869 × 5.514% = 48,350.55…
償却額 28,350.55… → 905,219.55…
千円未満を四捨五入して 905,220
定額法で償却すると 850,000 + 30,000 × 2 = 910,000((3))になりますが、指示は利息法です。
出典:2024年(令和6年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題7(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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