次の〔資料〕に基づき,当期(X 1 年4 月1 日~X 2 年3 月31 日)における①現金過不足を損益として処理する場…

財務会計論 財務会計論 問題3

次の〔資料〕に基づき,当期(X 1 年4 月1 日~X 2 年3 月31 日)における①現金過不足を損益として処理する場合の雑益または雑損の金額と②貸借対照表に計上される現金の金額の組合せとして,最も適切なものの番号を一つ選びなさい。(8点)〔資料〕1.現金の決算整理前の帳簿残高は857,000 円であった。2.決算整理に当たり,X 2 年3 月31 日時点の残高について金庫を実査したところ,次のものが保管されていた。項目 金額紙幣・硬貨 776,000 円収入印紙(※1) 17,000 円自己振出小切手(※2) 25,000 円他人振出小切手(※3) 46,000 円仮払依頼書(※4) 50,000 円配当金領収証(※5) 21,000 円※1 収入印紙は未使用の状態であり,購入時に租税公課で処理済みである。※2 買掛金の支払のためにX 2 年3 月22 日に小切手25,000 円を振り出して当座預金の減少として処理したが,期末日現在,未渡しのままである。※3 他人振出小切手のうち,得意先Aからの20,000 円分は,入手時点で現金として処理済みである。またX 2 年3 月28 日に売掛金26,000 円の回収のため得意先B振出の小切手を受け取ったが,未処理のままである。※4 仮払依頼書はX 2 年3 月20 日に出張旅費50,000 円を仮払いしたものであるが,仕訳処理を失念していた。X 2 年3 月27 日に従業員から旅費精算の申請があり,実際の旅費は53,000 円であったため,不足分を現金で支払ったが未処理である。※5 配当金領収証のうち12,000 円分は,郵送されてきた時点で現金として処理済みであるが,残り9,000 円分は未処理のままである。3.現金の帳簿残高と実際有高の差異調整後も原因不明の差異が存在する場合には,当該現金過不足を雑益または雑損として処理する。

正答 (2)
正答は (2)。通貨代用証券を含む実際有高 843,000円に対し、未処理を直した帳簿残高は 839,000円で、差額 4,000円が雑益になるからです。 【実際有高】 紙幣・硬貨 776,000 + 他人振出小切手 46,000 + 配当金領収証 21,000 = 843,000円 収入印紙は貯蔵品、自己振出の未渡小切手は当座預金の修正、仮払依頼書は仮払金で、いずれも現金ではありません。 【帳簿残高の修正】 857,000(整理前)+26,000(得意先Bの小切手による売掛金の回収)−50,000(出張旅費の仮払い)−3,000(旅費の精算の不足分 53,000 − 50,000)+9,000(未処理の配当金領収証)
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= 839,000円 【現金過不足】 実際有高 843,000 − 修正後の帳簿 839,000 = 4,000円の現金の超過 → 雑益 4,000円 貸借対照表の現金は実際有高の 843,000円です。

出典:2025年(令和7年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題3(金融庁 公表)出典元ページ

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