A さん(35歳、女性)は1年前に子宮体癌のために単純子宮全摘出術と両側卵巣摘出術を受け、その後、ホルモン補充療法は受け…

午後 第83問

A さん(35歳、女性)は1年前に子宮体癌のために単純子宮全摘出術と両側卵巣摘出術を受け、その後、ホルモン補充療法は受けずに健康に過ごしている。A さんの血液中で術前よりも濃度が上昇しているホルモンはどれか。2つ選べ。

正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンが上昇します。 両側の卵巣を摘出すると、卵巣で作られるエストロゲン(エストラジオール)とプロゲステロンが分泌されなくなります。ふだんは卵巣のホルモンが下垂体に働いてLHとFSHの分泌を抑えていますが(負のフィードバック)、この抑えがなくなるため、下垂体からのLHとFSHが多く分泌されます。閉経後と同じホルモンの状態です。 【ほかの選択肢】 (1) テストステロン 女性では卵巣と副腎で作られる。卵巣を摘出すると減る 誤り (2) プロゲステロン 卵巣の黄体で作られるため、低下する 誤り
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(3) エストラジオール 卵巣で作られるため、低下する 誤り 【関連】 35歳で卵巣を失うと、ほてり・発汗などの更年期のような症状や、骨粗鬆症、脂質異常症の危険が早くから高まります。

出典:2025年(令和7年) 看護師国家試験 問83(厚生労働省 公表)出典元ページ

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