経腸栄養法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午後の部 第128問
経腸栄養法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)経鼻経管法では、カテーテル先端を回腸に留置する。
- (2)成分栄養剤の脂肪エネルギー比率は、20%である。
- (3)腸瘻による経腸栄養管理は、8週間を超えてはならない。
- (4)食道通過障害時には、使用できない。
- (5)肝不全用経腸栄養剤は、芳香族アミノ酸を少なくしている。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
肝不全では、血中の分岐鎖アミノ酸(BCAA:バリン・ロイシン・イソロイシン)が減り、芳香族アミノ酸(AAA:フェニルアラニン・チロシンなど)が増えて、肝性脳症の一因になります。肝不全用経腸栄養剤は、BCAAを多く、AAAを少なくして、この比(フィッシャー比)を高くしてあります。
【ほかの選択肢】
(1) 経鼻経管法のカテーテルの先端 胃(逆流や誤嚥の危険があれば十二指腸・空腸)に置く。回腸ではない 誤り
(2) 成分栄養剤の脂肪エネルギー比率 脂肪はごく少なく(数%以下)、20%ではない。長く使うときは脂肪乳剤で必須脂肪酸を補う 誤り
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(3) 腸瘻の期間 そのような上限はない。経腸栄養が4週間以上と長くなる場合は、経鼻ではなく胃瘻・腸瘻が勧められる 誤り
(4) 食道通過障害 消化管の機能が保たれていれば、経鼻胃管を通すか胃瘻をつくって経腸栄養を行える 誤り
出典:第26回 管理栄養士国家試験 問128(厚生労働省 公表)出典元ページ
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