肥満とメタボリックシンドロームに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第28問
肥満とメタボリックシンドロームに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)わが国では、BMI 23 kg/m²以上を肥満とする。
- (2)メタボリックシンドロームの診断には、LDLコレステロール値を用いる。
- (3)肥満は、骨粗鬆症のリスク因子である。
- (4)腸間膜に蓄積した脂肪は、内臓脂肪である。
- (5)レプチンは、食欲を亢進させる。
正答 (4)
正答は (4)。腸間膜にたまった脂肪は内臓脂肪です。
内臓脂肪は、腹腔の中の腸間膜や大網などにたまる脂肪です。インスリン抵抗性・脂質異常・高血圧と結びつきやすく、メタボリックシンドロームの土台と考えられています。
【ほかの選択肢】
(1) BMI 23 kg/m²以上を肥満とする 日本肥満学会の基準では、BMI 25以上が肥満。18.5未満が低体重 誤り
(2) 診断にLDLコレステロール値を用いる わが国の診断基準では、腹囲に加えて、中性脂肪・HDLコレステロール、血圧、空腹時血糖のうち2項目以上を見る。LDLコレステロールは使わない 誤り
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(3) 肥満は骨粗鬆症のリスク因子 体重が骨にかける負荷は骨量を保つ方向に働く。リスク因子になるのはやせ(低体重) 誤り
(5) レプチンは食欲を亢進させる レプチンは脂肪細胞から出て、視床下部に働き食欲を抑え、エネルギー消費を高める。食欲を高めるのは胃から出るグレリン 誤り
【メタボリックシンドロームの診断基準(わが国)】
腹囲 男性85 cm以上、女性90 cm以上(必須)
加えて次の2項目以上
中性脂肪150 mg/dL以上、HDLコレステロール40 mg/dL未満のいずれかまたは両方
収縮期血圧130 mmHg以上、拡張期血圧85 mmHg以上のいずれかまたは両方
空腹時血糖110 mg/dL以上
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問28(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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