肥満症に関する記述である。正しいのはどれか。 2つ選べ。…
午後の部 第123問
肥満症に関する記述である。正しいのはどれか。 2つ選べ。
- (1)高度肥満症は、BMI 30 kg/m²以上をいう。
- (2)高度肥満症の治療には、外科療法がある。
- (3)除脂肪体重の減少を目指す。
- (4)超低エネルギー食(VLCD)は、600 kcal/日以下である。
- (5)VLCDによる治療では、乳酸アシドーシスを生じやすい。
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4)。正しいのはこの2つです。
出題時点の肥満症診療ガイドライン2016では、BMI 35 kg/m²以上の高度肥満症で、食事・運動・行動療法で十分に減量できない場合や健康障害が重い場合に、外科療法(減量・代謝改善手術)が選ばれます。また、超低エネルギー食(VLCD)は1日600 kcal以下の食事で、必要なたんぱく質・ビタミン・ミネラルを含むフォーミュラ食を使い、医師の管理のもとで短期間行います。
【ほかの選択肢】
(1) 高度肥満症は、BMI 35 kg/m²以上の肥満症。BMI 30以上ではない 誤り
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(3) 減量では、体脂肪を減らし、筋肉などの除脂肪体重はできるだけ保つことを目指す 誤り
(5) VLCDで注意する合併症は、ケトーシス、高尿酸血症、胆石、不整脈など。乳酸アシドーシスは、ビグアナイド薬の副作用やビタミンB₁欠乏などで問題になるもので、VLCDに特有のものではない 誤り
【肥満と肥満症の判定】
肥満 BMI 25 kg/m²以上
肥満症 肥満に、肥満による健康障害があるか、内臓脂肪型肥満のもの
高度肥満 BMI 35 kg/m²以上
【食事療法のエネルギーの目安】
肥満症 25 kcal×標準体重以下
高度肥満症 20〜25 kcal×標準体重以下
VLCD 600 kcal/日以下
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問123(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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