離陸の最低気象条件について誤りはどれか。…
計器飛行一般 第14問
離陸の最低気象条件について誤りはどれか。
- (1)離陸の最低気象条件に、地上視程通報値のCMVへの変換は適用されない。
- (2)通常運航を前提とするものであり、離陸中断及び臨界発動機不作動時の運航を勘案するものではない。
- (3)多発機であって離陸の代替飛行場を設定し、出発飛行場においてCAT-Ⅰ精密進入を利用できる場合、離陸の最低気象条件として非精密進入のMDH(100 ft単位に切り上げ)に等しい雲高、及び公示された最低気象条件のRVR値に等しい地上視程が適用される。
- (4)離陸の代替飛行場を指定した場合、必要に応じ飛行場名または位置をフライトプランに記入する。
正答 (3)
正答は (3)。離陸の代替飛行場を設定する多発機は、出発飛行場の進入方式の最低気象条件(MDH の雲高など)によらずに離陸の最低気象条件が決まるので、誤りです。
離陸の代替飛行場を設定しない単発機・多発機は、離陸後すぐに戻って着陸できるよう、その飛行場で使える進入方式の最低気象条件を基に雲高と地上視程を当てます。離陸の代替飛行場を設定する多発機は戻る必要がないので、滑走路の灯火などに応じた視程(RVR)で定めます。なお、設定しない場合でも、CAT-Ⅰ精密進入が使えるときは雲高の条件はなく、RVR を CAT-Ⅰの最低気象条件の値に合わせます。
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【ほかの選択肢】
(1) 離陸の最低気象条件には CMV への変換を使わないので 正しい
(2) 通常の運航を前提とし、離陸中断や臨界発動機不作動の運航までは勘案しないので 正しい
(4) 離陸の代替飛行場を指定したときは、必要に応じ飛行計画に記入するので 正しい
【見分け方】
MDH を雲高に使うのは、離陸の代替飛行場を設定しない場合の非精密進入・周回進入です(CAT-Ⅰ精密進入なら雲高の条件はありません)。
出典:令和5年9月期 航空従事者学科試験 計器飛行証明 計器飛行一般 問14(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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