計量法に規定する特定計量器である、精度等級3 級、ひょう量6 kg、目量1 g の非自動はかりの検定を行う。使用が認めら…
計量器概論及び質量の計量 計質 問17
計量法に規定する特定計量器である、精度等級3 級、ひょう量6 kg、目量1 g の非自動はかりの検定を行う。使用が認められない分銅を全て挙げているものはどれか。次の1〜5 の中から一つ選べ。ア 基準器検査成績書のついた特級基準分銅イ 2 級実用基準分銅ウ OIML 証明書のついたF2 級分銅エ JCSS 校正証明書のついたF2 級分銅オ 検定証印付きの分銅
- (1)ア
- (2)ア、イ
- (3)ウ、エ、オ
- (4)エ、オ
- (5)オ
正答 (3)
正答は (3)。使用が認められない分銅は、ウ、エ、オ です。
【考え方】
特定計量器の検定は、計量法の基準器(基準器検査に合格した計量器)などを標準として行います。非自動はかりの検定では、基準分銅(特級・1級・2級・3級)と、JIS B 7611-2 の附属書に定める管理方法について承認を受けた実用基準分銅が使われます。
ア 基準器検査成績書の付いた特級基準分銅は、基準器そのものです。 使える
イ 2級実用基準分銅は、承認を受けた管理方法のもとで調整・管理される分銅で、検定に使うことが認められています。 使える
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ウ OIML 証明書の付いた F2 級分銅は、OIML の国際勧告に適合することを示すもので、計量法の基準器ではありません。 使えない
エ JCSS 校正証明書の付いた F2 級分銅は、校正の結果(トレーサビリティ)は示されていますが、計量法の基準器ではありません。 使えない
オ 検定証印付きの分銅は、取引・証明に使う特定計量器としての分銅です。検定に合格したものですが、検定の標準として使う基準器ではありません。 使えない
したがって、使えないのはウ、エ、オ で、(3) が正答です。
【ほかの選択肢】
(1) ア、(2) ア、イ は、使える分銅を挙げているので誤りです。
(4) エ、オ は、ウが抜けているので誤りです。
(5) オ は、ウ、エが抜けているので誤りです。
【ポイント】
「精度が十分に高い」ことと「検定に使ってよい」ことは別です。法定の検定は計量法の体系(基準器)で標準が決まっているので、JCSS や OIML の証明書があっても、そのままでは検定の標準にはなりません。
出典:計量士 第76回(2025年12月実施)(経済産業省 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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