「JIS K 0104 排ガス中の窒素酸化物分析方法」に規定されている亜鉛還元ナフチルエチレンジアミン吸光光度法に関する…
化学分析概論及び濃度の計量 環濃 問8
「JIS K 0104 排ガス中の窒素酸化物分析方法」に規定されている亜鉛還元ナフチルエチレンジアミン吸光光度法に関する次の記述の (ア) ~ (ウ)に入る語句の組合せとして、正しいものを一つ選べ。排ガス中の窒素酸化物を (ア) で酸化し、吸収液に吸収させて硝酸イオンとする。亜鉛粉末で亜硝酸イオンに還元した後、 (イ) 及びナフチルエチレンジアミン二塩酸塩溶液を加えて発色させ、波長 (ウ) nm 付近の吸光度を測定する。
- (1)(ア)酸素 (イ)スルファニルアミド (ウ)545
- (2)(ア)オゾン (イ)フェノールジスルホン酸 (ウ)590
- (3)(ア)オゾン (イ)スルファニルアミド (ウ)545
- (4)(ア)酸素 (イ)フェノールジスルホン酸 (ウ)400
- (5)(ア)オゾン (イ)スルファニルアミド (ウ)590
正答 (3)
正答は (3)。(ア)オゾン、(イ)スルファニルアミド、(ウ)545 nm です。
亜鉛還元ナフチルエチレンジアミン吸光光度法の流れは次のとおりです。
① 排ガス中の一酸化窒素を、オゾンで二酸化窒素などに酸化する
② 吸収液に吸収させて硝酸イオンにする
③ 亜鉛粉末で亜硝酸イオンに還元する
④ スルファニルアミドでジアゾ化し、ナフチルエチレンジアミンとカップリングさせて赤紫色のアゾ色素をつくる
⑤ 波長 545 nm 付近の吸光度を測る
【ほかの選択肢】
(1) (ア)酸素 一酸化窒素の酸化に使うのはオゾンです 誤り
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(2) (イ)フェノールジスルホン酸 別の方法(フェノールジスルホン酸吸光光度法)の試薬です。(ウ)590 も合いません 誤り
(4) (ア)酸素、(イ)フェノールジスルホン酸、(ウ)400 フェノールジスルホン酸法では黄色の発色を 400 nm 付近で測りますが、この問いの方法とは違います 誤り
(5) (ウ)590 アゾ色素の測定波長は 545 nm 付近です 誤り
【ポイント】
亜硝酸イオンをスルファニルアミドとナフチルエチレンジアミンで発色させる
反応は、水質の亜硝酸性窒素の測定にも使われます。
出典:計量士 第76回(2025年12月実施)(経済産業省 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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