「JIS B 7989 排ガス中の揮発性有機化合物(VOC)の自動計測器による測定方法」に規定されている測定方法に関する…
化学分析概論及び濃度の計量 環濃 問16
「JIS B 7989 排ガス中の揮発性有機化合物(VOC)の自動計測器による測定方法」に規定されている測定方法に関する次の記述について、下線を付した(ア)~(ウ)の正誤の組合せとして、正しいものを一つ選べ。排出口から排ガスを容器に(ア)吸引採取した後に、容器中の試料ガスを計測器に導入してVOC 濃度を測定する方法で、容器に(イ)捕集バッグを用いる。試料ガス中のVOC 濃度が計測器の測定範囲を超える場合は、測定範囲内の濃度となるように(ウ)希釈した後に、測定する。
- (1)(ア)誤 (イ)誤 (ウ)誤
- (2)(ア)誤 (イ)正 (ウ)誤
- (3)(ア)正 (イ)誤 (ウ)正
- (4)(ア)正 (イ)正 (ウ)正
- (5)(ア)正 (イ)正 (ウ)誤
正答 (4)
正答は (4)。(ア)正、(イ)正、(ウ)正 の組合せです。
JIS B 7989 の自動計測器による VOC の測定には、排出口から計測器に直接試料ガスを導く方法のほかに、いったん容器に試料ガスを採ってから測る方法があります。この問いの文は、後者の方法の説明です。
【(ア)吸引採取 正】
排出口からポンプなどで排ガスを吸引し、容器に採取します。
【(イ)捕集バッグを用いる 正】
容器には、VOC が吸着・透過しにくい材質の捕集バッグを用います。
【(ウ)希釈した後に測定する 正】
試料ガスの濃度が計測器の測定範囲を超えるときは、VOC を含まないガスなどで希釈して、範囲内の濃度にしてから測ります。希釈した倍率を掛けて元の濃度を求めます。
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3つとも正しいので (4) が正答です。
【ポイント】
VOC の自動計測器は、炭化水素を炭素数に応じて検出する
水素炎イオン化検出器(FID)や触媒酸化-赤外線吸収方式などが使われ、濃度は炭素換算(ppmC)で表されます。
出典:計量士 第76回(2025年12月実施)(経済産業省 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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