鉛直方向の一自由度振動系とみなせる防振台がある。その防振台の可動部の質量をM とする。その可動部に 40 kg の質量を…

音響・振動概論及び音圧レベル・振動加速度レベルの計量 環音 問17

鉛直方向の一自由度振動系とみなせる防振台がある。その防振台の可動部の質量をM とする。その可動部に 40 kg の質量を追加したところ、可動部は 1 mm だけ鉛直下方向に変位した。また、その際の防振台の固有振動数は 7 Hz になった。質量M は何kg か。次の中から最も近い数値を一つ選べ。ただし、防振台が置かれている場所の重力加速度を 9.8 m/s² とみなす。

正答 (1)
正答は (1)。約163 kg です。 【ばね定数を求める】 40 kg を載せて 1 mm 沈んだので、その重さとばねの力がつり合います。 k = m g / x = 40 kg × 9.8 m/s² ÷ 0.001 m = 3.92×10⁵ N/m 【固有振動数から全体の質量を求める】 一自由度系の固有振動数は f = (1 / 2π) × √(k / m全体) です。追加後の可動部の質量は M + 40 kg なので M + 40 = k / (2πf)² (2π × 7)² = (43.98)² = 1934 s⁻²
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M + 40 = 3.92×10⁵ ÷ 1934 = 202.6 kg 【M を求める】 M = 202.6 - 40 = 162.6 kg ≒ 163 kg 最も近いのは (1) です。 【ほかの選択肢】 (2) 250、(3) 326、(4) 996、(5) 9960 計算に合いません 誤り 【間違えやすい点】 固有振動数の式の m は、追加した 40 kg だけでも M だけでもなく、追加後の可動部全体(M + 40 kg)です。 なお、たわみ δ を使う式 f ≒ (1/2π)√(g/δ) は、全体の重さでたわんだ量 δ が必要なので、ここではそのまま使えません。

出典:計量士 第76回(2025年12月実施)(経済産業省 公表試験問題)出典元ページ

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