地球大気の組成について述べた次の文(a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1 つ選べ。…

一般知識 一般知識 問1

地球大気の組成について述べた次の文(a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1 つ選べ。(a) 対流圏内において、窒素、酸素、アルゴンの3 種類の気体が乾燥空気に占める比率(体積比)は、99.9%以上となっている。(b) 高度80km 以下では、乾燥空気の平均分子量は高度によらずほぼ一定である。(c) 対流圏の空気の平均分子量は、水蒸気の混合比が大きいほど大きくなる。

正答 ②
正答は ②。(a) 正・(b) 正・(c) 誤 の組み合わせです。 【記述ごとの正誤】 (a) 正しい。乾燥空気の体積比は、窒素が約78.08%、酸素が約20.95%、アルゴンが約0.93%で、合計すると約99.96%になります。残りの0.04%ほどが二酸化炭素などです。 (b) 正しい。高度約80kmまでは、乱流による混合が強く働くので、窒素・酸素などの組成の比率がほぼ一定です(均質圏)。このため、乾燥空気の平均分子量は約29(28.96)で、高度によらずほぼ一定です。それより上では分子拡散の効果が大きくなり、軽い気体の割合が増えていきます。
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(c) 誤り。水蒸気の分子量は約18で、乾燥空気の平均分子量(約29)より小さい値です。水蒸気の混合比が大きいほど軽い分子の割合が増えるので、湿潤空気の平均分子量は「小さく」なります。湿った空気は、同じ温度・気圧の乾いた空気より軽い(密度が小さい)ということです。 【関連する知識】 湿った空気が軽いことを、温度に置き換えて表したのが仮温度です。湿潤空気の仮温度は実際の気温より少し高くなり、乾燥空気の状態方程式に仮温度を入れると湿潤空気の密度が求められます。

出典:令和6年度第2回(第63回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する一般知識)問1(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ

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