気象庁が発表する大雨に関する防災気象情報について述べた次の文(a)〜(c)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを、…
専門知識 専門知識 問14
気象庁が発表する大雨に関する防災気象情報について述べた次の文(a)〜(c)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1 つ選べ。(a) 大雨特別警報(土砂災害)は、設定された土壌雨量指数の基準値以上となる1km 格子が1格子以上出現するか、または出現すると予想され、かつ、激しい雨がさらに降り続くと予想される二次細分区域に発表される。(b)「顕著な大雨に関する気象情報」は、大雨による災害発生の危険度が急激に高まっている中で、線状の降水帯により非常に激しい雨が同じ場所で降り続いている状況を「線状降水帯」というキーワードを使って解説する情報で、警戒レベル4相当以上の状況で発表される。(c) 「記録的短時間大雨情報」は、大雨警報の発表中にその地域で、数年に一度しか起こらないような記録的な短時間の大雨が予測されたときに発表される。
- ①(a): 正 (b): 正 (c): 誤
- ②(a): 正 (b): 誤 (c): 正
- ③(a): 誤 (b): 正 (c): 正
- ④(a): 誤 (b): 正 (c): 誤
- ⑤(a): 誤 (b): 誤 (c): 誤
正答 ④
正答は ④。(a) 誤・(b) 正・(c) 誤 の組み合わせです。
【下線部ごとの正誤】
(a) 誤り。大雨特別警報(土砂災害)は、過去の重大な土砂災害に相当する土壌雨量指数の基準値を地域ごとに定め、この基準値以上となる1km格子が「おおむね10格子以上まとまって」出現すると予想され、かつ激しい雨がさらに降り続くと予想される場合に発表されます。1格子以上ではありません。広い範囲で数十年に一度の危険な状態になっていることをとらえるための条件です。
(b) 正しい。「顕著な大雨に関する気象情報」は、線状の降水帯で非常に激しい雨が同じ場所で降り続いている状況を、「線状降水帯」というキーワードで伝える情報です。大雨による災害の危険度が急激に高まっている中で、警戒レベル4相当以上の状況で発表されます。
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(c) 誤り。記録的短時間大雨情報は、大雨警報の発表中に、数年に一度程度しか起こらないような猛烈な短時間の大雨を、地上の雨量計で「観測」したり、解析雨量で「解析」したりしたときに発表されます。予測されたときではありません。
【ポイント】
記録的短時間大雨情報は「実況(観測・解析)」の情報です。予測に基づいて呼びかけるのは、線状降水帯の半日前からの呼びかけ(気象情報)などです。
出典:令和6年度第2回(第63回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する専門知識)問14(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ
最終更新日
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