混合比について次のうち誤っているものはどれか。…
ピストン発動機 第10問
混合比について次のうち誤っているものはどれか。
- (1)燃料調量装置の混合比は、海面上標準大気条件のフル・リッチ状態で設定される。
- (2)理論混合比より濃くなると CO は減少し CO2 が多くなる。
- (3)最良出力混合比では、一定の吸入空気流量から最大出力が得られる。
- (4)エンジンの全出力範囲を通じての要求混合比は直線で表せない。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
理論混合比(燃料が過不足なく燃える混合比)より濃くなると、燃料に対して酸素が足りなくなるので、完全に燃えきらずに CO(一酸化炭素)が増え、CO2(二酸化炭素)は少なくなります。「CO は減少し CO2 が多くなる」は逆です。
【ほかの選択肢】
(1) 燃料調量装置(気化器など)の混合比は、海面上の標準大気の条件で、フル・リッチの状態について設定されます。高度が上がると空気の密度が下がって混合気が濃くなるので、混合比の調整(ミクスチャ・コントロール)で薄くします 正しい
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(3) 最良出力混合比は、一定の吸入空気流量から最大の出力が得られる混合比です 正しい
(4) 要求される混合比は、アイドルでは濃く、巡航では薄く、最大出力付近では再び濃くなるので、全出力範囲を通じて直線では表せません 正しい
【ポイント】
最良出力混合比は一定の空気量から最大の出力が得られる混合比、最良経済混合比は燃料消費率が最も低くなる混合比で、最良経済混合比の方が薄い混合比です。
出典:令和元年11月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) ピストン発動機 問10(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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