圧力噴射式キャブレタの利点の説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

ピストン発動機 第14問

圧力噴射式キャブレタの利点の説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)出力に応じる燃料調量が比較的正確である。(B)加速度急変による燃料途絶がない。(C)キャブレタ凍結の恐れが少ない。(D)キャブレタでのベーパロックの恐れがない。

正答 (4)
正答は (4)。(A)〜(D)の四つすべてが正しい記述です。 圧力噴射式キャブレタは、フロート室を持たず、加圧した燃料を、空気の流量に応じて調量して噴射する方式の気化器です。 (A)正しい。吸入空気の流量(ベンチュリーの負圧と衝撃圧)に応じて燃料の圧力を制御するので、出力に応じた燃料の調量が比較的正確です。(B)正しい。フロート室が無く、閉じた系統の中で燃料を加圧しているので、機体の姿勢や加速度が急に変わっても燃料が途切れません。(C)正しい。燃料をスロットル・バルブより下流で噴射する形のものでは、燃料の気化による温度の低下がスロットル・バルブ付近で起きにくいので、キャブレタの凍結の恐れが少ないとされます。(D)正しい。燃料を加圧して送り、生じた蒸気はベーパ・セパレータなどで取り除くので、キャブレタでのベーパ・ロックの恐れがありません。
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【フロート式との違い】 フロート式キャブレタは、フロート室の燃料の液面で調量するので、姿勢や加速度の変化で燃料の供給が乱れやすく、ベンチュリー部で燃料が気化するので凍結もしやすくなります。

出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) ピストン発動機 問14(国土交通省 公表)出典元ページ

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