プロペラの風車ブレーキと動力ブレーキに関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。 (1)~(5)の中から…
ピストン発動機 第17問
プロペラの風車ブレーキと動力ブレーキに関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。 (1)~(5)の中から選べ。(A)風車ブレーキ状態とは、ブレードの迎え角が羽根角より大きい負の迎え角でプロペラに正のトルクが発生した場合をいう。(B)風車ブレーキ状態の急降下時には、プロペラに正のトルクが発生し、著しく危険な高回転速度に達する恐れがある。(C)動力ブレーキ状態とは、ラセン角が羽根角より大きい負の迎え角でプロペラに負のトルクが発生した場合をいう。(D)動力ブレーキ状態はリバースともよばれ、プロペラに負のトルクが発生し、着陸後に飛行機のブレーキとして有効に働く。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)無し
正答 (5)
正答は (5)。正しいものは一つも無い、が正答です。
プロペラの前進角(ラセン角)が羽根角より大きくなると、ブレードの迎え角が負になります。
(A)誤り。風車ブレーキ状態は、前進角が羽根角より大きい負の迎え角となり、プロペラが空気に回される状態です。このとき推力もトルクも負(プロペラがエンジンを回す向き)になります。「正のトルク」ではありません。(B)誤り。急降下時に風車ブレーキ状態になると、プロペラに「負のトルク」が生じ、空気に回されて著しく危険な高回転速度に達するおそれがあります。「正のトルク」ではありません。(C)誤り。動力ブレーキ状態は、羽根角を負(リバース)にしてエンジンの出力で回す状態です。ラセン角が羽根角より大きいことで負の迎え角になる状態は、風車ブレーキ状態のほうです。また、動力ブレーキ状態のトルクは正です。(D)誤り。動力ブレーキ状態はリバースともよばれ、負の推力(逆推力)で着陸後のブレーキとして働きますが、エンジンがプロペラを回すので、プロペラのトルクは正です。「負のトルク」ではありません。
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【まとめ】
風車ブレーキ 負の推力・負のトルク(空気がプロペラを回す。急降下での過回転に注意)
動力ブレーキ 負の推力・正のトルク(負の羽根角にしてエンジンで回す。リバース)
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) ピストン発動機 問17(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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