エンジン出力を支配する要素に関する説明で次のうち誤っているものはどれか。…
ピストン発動機 第5問
エンジン出力を支配する要素に関する説明で次のうち誤っているものはどれか。
- (1)シリンダ圧力はシリンダ内に入る混合気の質量に比例するので、出力は吸気圧力に比例する。
- (2)キャブレタ空気温度およびシリンダ温度の上昇は混合気の重量流量を減少し出力は低下する。
- (3)大気圧が上がれば空気密度の増加により出力は増加する。
- (4)同一容積のシリンダでは、シリンダ直径が小さいと冷却損失が低下するため出力は増加する。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りとされています。
冷却損失は、燃焼ガスの熱がシリンダの壁やヘッドから逃げる損失です。同じ容積のシリンダで直径を小さくしさえすれば冷却損失が下がって出力が増える、とはいえません。公表の正答でも、この記述が誤りの扱いです。
【ほかの選択肢】
(1) シリンダに入る混合気の質量が多いほどシリンダ内の圧力が高くなり、混合気の質量は吸気圧力に比例するので、出力は吸気圧力に比例します 正しい
(2) キャブレタの空気温度やシリンダの温度が上がると、混合気の密度が下がって重量流量が減り、出力が下がります 正しい
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(3) 大気圧が上がると空気密度が大きくなり、吸い込む混合気の質量が増えるので、出力は増えます 正しい
【出力を支配する要素】
吸気圧力 高いほど出力が大きい(ほぼ比例)
回転数 高いほど出力が大きい
吸気温度 低いほど出力が大きい
混合比・点火時期 最適な値で出力が最大
吸気圧力計(マニホールド圧力計)と回転計で出力を管理するのはこのためです。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) ピストン発動機 問5(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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