耐空性審査要領に規定されているピストン発動機の「離陸出力」で次のうち正しいものはどれか。…
ピストン発動機 第1問
耐空性審査要領に規定されているピストン発動機の「離陸出力」で次のうち正しいものはどれか。
- (1)発動機の出力制御レバーを固定しうる最大出力位置にしたときに得られる軸出力であって、その連続使用が発動機仕様書に記載された時間に制限されるものをいう。
- (2)海面上標準状態において、離陸時に常用可能なクランク軸最大回転速度及び最大トルクで得られる軸出力であって、その使用が 5 分間に制限されるものをいう。
- (3)海面上標準状態において、離陸時に常用可能なクランク軸最大回転速度及び最大吸気圧力で得られる軸出力であって、その連続使用が発動機仕様書に記載された時間に制限されるものをいう。
- (4)最良混合比で連続使用可能なクランク軸最大回転速度及び最大吸気気圧で、各規定高度の標準大気状態において得られる軸出力であって、その使用が 5 分間に制限されるものをいう。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
耐空性審査要領では、ピストン発動機の離陸出力を、海面上標準状態において、離陸時に常用可能なクランク軸最大回転速度及び最大吸気圧力で得られる軸出力であって、その連続使用が発動機仕様書に記載された時間に制限されるものと定めています。要素は「海面上標準状態」「最大回転速度と最大吸気圧力」「連続使用の時間が発動機仕様書で制限される」の三つです。
【ほかの選択肢】
(1) 「出力制御レバーを固定しうる最大出力位置」とするだけで、海面上標準状態や最大回転速度・最大吸気圧力の条件がありません 誤り
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(2) 条件は「最大トルク」ではなく「最大吸気圧力」です。使用時間も「5分間」ではなく、発動機仕様書に記載された時間です 誤り
(4) 最良混合比で連続使用できる回転速度と吸気圧力で、各規定高度の標準大気状態で得る出力は、連続して使う出力の側の考え方です。使用時間を5分間とする点も違います 誤り
【ポイント】
ピストン発動機の出力は、回転速度と吸気圧力で決まります。離陸出力は使える時間が限られた最大の出力で、使用時間の制限は発動機仕様書で決められます。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) ピストン発動機 問1(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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