ベアリングに関する説明で次のうち正しいものはどれか。…
タービン発動機 第12問
ベアリングに関する説明で次のうち正しいものはどれか。
- (1)ローラ・ベアリングはスラスト荷重を受け持つ。
- (2)ローラ・ベアリングはコールド・セクションに多用されている。
- (3)ボール・ベアリングは熱膨張による軸方向の動きを吸収することができる。
- (4)オイル・ダンプド・ベアリングは油膜を用いて支持剛性を下げ振動を吸収する。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
オイル・ダンプド・ベアリング(スクイズ・フィルム・ベアリング)は、ベアリングの外輪とハウジングの間にすき間を設けて滑油を満たし、その油膜で支持剛性を「下げ」、軸の振動を吸収(減衰)するものです。
【ほかの選択肢】
(1) タービン・エンジンの主軸に使うローラ・ベアリング(円筒ころ)が受け持つのはラジアル荷重で、スラスト荷重はボール・ベアリングが受け持ちます 誤り
(2) ローラ・ベアリングは、ころが軸方向に動けて熱膨張による軸の伸びを逃がせるので、伸びの大きいタービン側などに使われます。同じ型の過去の問題でも、「ボール・ベアリングはローラ・ベアリングに比べて発熱量が多くコールド・セクションに設置される」が正しい扱いで、ローラ・ベアリングがコールド・セクションに多用されるとはされていません 誤り
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(3) 熱膨張による軸の伸びを逃がせるのは、ころが軸方向に動けるローラ・ベアリングです。軸方向の位置を決めるボール・ベアリングは伸びを逃がしません 誤り
【まとめ】
ボール・ベアリング スラスト荷重(とラジアル荷重)を受け、軸の位置を決める
ローラ・ベアリング ラジアル荷重を受け、熱膨張による伸びを逃がす
オイル・ダンプド・ベアリング 油膜で支持剛性を下げ、振動を吸収する
出典:平成31年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(回転翼) タービン発動機 問12(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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