アドバース・ヨーの説明で次のうち誤っているものはどれか。…
機体 第8問
アドバース・ヨーの説明で次のうち誤っているものはどれか。
- (1)補助翼の上げ舵と下げ舵が等しいときは上げ舵側の方が抗力が大きくなるために発生する。
- (2)旋回方向と反対側の翼の抗力が大きくなり旋回を止める向きに力が働く現象である。
- (3)補助翼を操作したときの抗力差が原因で発生する。
- (4)対策としてフリーズ型補助翼、差動補助翼およびフライト・スポイラの採用がある。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
補助翼の上げ舵と下げ舵の角度が等しいときは、下げ舵側の翼(上がる側の翼)の方が揚力が大きく、誘導抗力と形状抗力も大きくなります。この抗力差で機首が旋回と反対の方向に振られるのがアドバース・ヨーです。「上げ舵側の方が抗力が大きい」は逆です。
【ほかの選択肢】
(2) 旋回方向と反対側の翼(下げ舵側)の抗力が大きくなり、旋回を止める向きに偏揺れします 正しい
(3) 補助翼を操作したときの左右の翼の抗力差が原因です 正しい
(4) 対策として、上げ舵側の前縁が下に出て抗力を増すフリーズ型補助翼、上げ舵を下げ舵より大きく取る差動補助翼、旋回内側の翼で抗力を増すフライト・スポイラが使われます 正しい
【ポイント】
アドバース・ヨーは方向舵を補助翼と同じ向きに使って打ち消します(協調旋回)。対策はどれも「旋回内側(上げ舵側)の抗力を増やす」方向です。
出典:令和3年7月期 航空従事者学科試験 二等航空運航整備士(飛行機) 機体 問8(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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