燃料制御系統の目的で次のうち誤っているものはどれか。…
ピストン発動機 第10問
燃料制御系統の目的で次のうち誤っているものはどれか。
- (1)エンジンの広範囲な運転状態と周囲環境条件において、適正な混合比を設定すること
- (2)調量燃料を霧状にして吸入空気流に導入し、気化を容易にして均質な混合気を作ること
- (3)混合気をすべてのシリンダに均一に分配すること
- (4)全出力範囲において最良出力混合比を作ること
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
燃料制御系統(気化器や燃料噴射装置)は、運転状態に応じて混合比を変えます。全出力範囲で最良出力混合比にするのではありません。巡航では燃料を節約するため薄い混合比(最良経済混合比に近い側)を使い、離陸などの高出力では、冷却とデトネーションの防止のため最良出力混合比より濃くします。
【ほかの選択肢】
(1) 広い範囲の運転状態や周囲の環境(高度・気温)で、適正な混合比を作ります 正しい
(2) 調量した燃料を霧状にして吸入空気に混ぜ、気化しやすくして均質な混合気を作ります 正しい
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 混合気を全てのシリンダに均一に分配します 正しい
【混合比のおおまかな使い分け】
アイドル やや濃い(安定した燃焼のため)
巡航 薄い(経済性)
離陸・上昇 濃い(冷却・デトネーション防止)
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 二等航空運航整備士(飛行機) ピストン発動機 問10(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
- 二等航空整備士(滑空機) 平成31年3月期 第9問
- 二等航空運航整備士(飛行機) 平成31年3月期 第12問
- 二等航空運航整備士(滑空機) 令和元年7月期 第15問
- 二等航空運航整備士(飛行機) 令和2年3月期 第12問
- 二等航空運航整備士(飛行機) 令和3年7月期 第9問
- 二等航空整備士(飛行機) 令和4年7月期 第11問
- 二等航空整備士(滑空機) 令和5年7月期 第9問
- 二等航空整備士(回転翼) 令和5年7月期 第10問
- 二等航空運航整備士(飛行機) 令和5年7月期 第9問
「ピストン発動機」のほかの問題
- 令和元年11月期 第17問プロペラに生じる静不釣合又は動不釣合いの原因で次のうち誤っているものはどれか。
- 令和2年7月期 第17問点火系統に二重点火方式を採用する理由で次のうち誤っているものはどれか。
- 令和3年3月期 第18問ブレード・ステーションについて次のうち正しいものはどれか。
- 令和4年3月期 第6問バルブ・オーバラップに関する説明で次のうち正しいものはどれか。
- 令和5年3月期 第11問滑油系統の説明で次のうち誤っているものはどれか。
- 平成31年3月期 第14問点火ハーネスの説明で次のうち誤っているものはどれか。
スポンサーリンク

