筋収縮で正しいのはどれか。…
午前 第26問
筋収縮で正しいのはどれか。
- (1)骨格筋の最大収縮時には筋細胞の長さが約10 % 短くなる。
- (2)アクチンフィラメントはミオシンフィラメントより太い。
- (3)筋小胞体からのK⁺放出により筋収縮が開始される。
- (4)ATP を分解する酵素はアクチンに存在する。
- (5)筋収縮時にH 帯は短くなる。
正答 (5)
正答は (5)。筋収縮時に H 帯は短くなります。
筋収縮は、アクチン(細いフィラメント)がミオシン(太いフィラメント)の間へ滑り込むことで起こります(滑走説)。フィラメント自体の長さは変わらないので、帯ごとの変化は次のとおりです。
A 帯(ミオシンの長さ) 変わらない
I 帯(アクチンだけの部分) 短くなる
H 帯(ミオシンだけの部分) 短くなる
サルコメア(Z 線から Z 線) 短くなる
【ほかの選択肢】
(1) 筋細胞は10 % よりずっと大きく短縮できる。約10 % という記述は誤り 誤り
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(2) アクチンが細いフィラメント、ミオシンが太いフィラメント 誤り
(3) 筋小胞体から放出されるのは Ca²⁺。Ca²⁺ がトロポニンに結合して収縮が始まる 誤り
(4) ATP を分解する酵素(ATPase)はミオシンの頭部にある 誤り
【覚え方】
「縮むのは I と H、変わらないのは A」。A 帯はミオシンそのものの長さなので、収縮しても変わりません。
出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問26(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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