図1 に示す平均磁路長l が50〔mm〕の環状鉄心A の中に生じる磁束と、図2 に示すようにA に0.5〔mm〕の空隙l…

無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-2

図1 に示す平均磁路長l が50〔mm〕の環状鉄心A の中に生じる磁束と、図2 に示すようにA に0.5〔mm〕の空隙lg を設けた環状鉄心B の中に生じる磁束が共にφ〔Wb〕で等しいとき、図2 のコイルに流す電流IB を表す近似式として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、A に巻くコイルに流れる電流をIA〔A〕とし、コイルの巻数N は図1 及び図2 で等しく、鉄心の比透磁率μr を1,000 とする。また、磁気飽和及び漏れ磁束はないものとする。

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)1月期 無線工学の基礎 A-2の表
正答 (2)
正答は (2)。空隙0.5mmの磁気抵抗は、比透磁率1,000の鉄心では500mm分に当たるので、磁気抵抗が約11倍になりIB≒11IAです。 同じ磁束φを得るには、起磁力NIが磁気抵抗に比例します。断面積をSとすると A:RA=l/(μ0μrS)=50/(1000μ0S)〔mmで計算〕 B:RB=(l-lg)/(μ0μrS)+lg/(μ0S) =(49.5/1000+0.5)/(μ0S)=0.5495/(μ0S)
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RB/RA=0.5495/0.05≒11 巻数Nは同じなので、IB/IA=RB/RA≒11 です。 【ほかの選択肢】 (1)(3)(4)(5) 計算した比と合いません。空隙の分(0.5×1000=500mm相当)を加えるのがポイントです 【見分け方】 空隙の長さに比透磁率を掛けると、鉄心何mm分の磁気抵抗かがすぐ分かります。

出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-2(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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