次の記述は、図に示すBPSK 信号及び16QAM 信号の信号点間距離等について述べたものである。[ ]内に入れるべき字…
無線工学A 無線工学A A-4
次の記述は、図に示すBPSK 信号及び16QAM 信号の信号点間距離等について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、ピーク電力とは搬送波周波数帯における変調信号のピーク電力の事であり、負荷抵抗を1〔Ω〕、log₁₀2 = 0.3 、log₁₀3 = 0.5 とする。(1) 図1 に示すBPSK 信号の信号点間距離がa のとき、BPSK 信号のピーク電力は、a を用いて[A]で表せる。(2) 図2 に示す16QAM 信号の信号点間距離がb のとき、16QAM 信号のピーク電力は、b を用いて[B]で表せる。(3) 妨害に対する余裕度を一定にするため、図2 のb を図1 のa と等しくしたときの16QAM 信号のピーク電力は、BPSK 信号のピーク電力より、約[C]〔dB〕高くなる。
正答 (4)
正答は (4)。BPSKのピーク電力は a²/8、16QAMの角の点は 9b²/4 で、b=a のとき比は18倍、約13〔dB〕です。
負荷1〔Ω〕で、振幅 V の搬送波の電力は V²/2 です。ピーク電力は、原点から最も遠い信号点で決まります。
BPSK 原点から信号点までは a/2 なので (a/2)²/2=a²/8
16QAM 角の点は I・Q とも 3b/2 で、振幅は 3b/√2
(3b/√2)²/2=(9b²/2)/2=9b²/4
b=a のときの比 (9a²/4)÷(a²/8)=18
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10log₁₀18=10(log₁₀2+2log₁₀3)=10×(0.3+1.0)=13〔dB〕
【ほかの選択肢】
(1) A・B とも、正弦波の電力にする1/2が抜けています(比は同じ18倍) 誤り
(2) A だけ1/2が抜け、比が9倍(約10〔dB〕)になっています 誤り
(3) B だけ1/2が抜け、比が36倍(約16〔dB〕)になっています 誤り
(5) a² は、振幅を a/2 ではなく a とし、さらに正弦波の1/2も落とした値です 誤り
【注意】
信号点間距離 a は、原点から信号点までの距離の2倍です。
出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A A-4(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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