図に示す通信回線において、受信機の入力に換算したC/N が65〔dB〕のときの送信機の送信電力P〔dBm〕の値として、最…
無線工学A 無線工学A A-6
図に示す通信回線において、受信機の入力に換算したC/N が65〔dB〕のときの送信機の送信電力P〔dBm〕の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、送信及び受信アンテナの絶対利得を共に40〔dBi〕、送信及び受信給電線の損失を共に4〔dB〕、両アンテナ間の伝搬路の損失を140〔dB〕とする。また、ボルツマン定数kを-228.6〔dB(W/Hz/K)〕及び受信機の雑音指数を4〔dB〕、周囲温度Tを24.6〔dB(K)〕及び等価雑音帯域幅を10〔MHz〕とし、log₁₀2=0.3とする。
- (1)13〔dBm〕
- (2)23〔dBm〕
- (3)30〔dBm〕
- (4)33〔dBm〕
- (5)43〔dBm〕
正答 (4)
正答は (4)。受信機入力の雑音電力は-100〔dBm〕、必要な搬送波は-35〔dBm〕で、P-68=-35 から P=33〔dBm〕です。
まず受信機の入力に換算した雑音電力 N=kTBF を求めます。等価雑音帯域幅10〔MHz〕=10⁷〔Hz〕は70〔dB〕です。
N=-228.6+24.6+70+4=-130〔dBW〕=-100〔dBm〕
C=N+C/N=-100+65=-35〔dBm〕
次に送信機から受信機入力までの利得と損失を足し引きします。
C=P-4+40-140+40-4=P-68〔dBm〕
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P=-35+68=33〔dBm〕
【ほかの選択肢】
(1) (2) (3) (5) 上の計算の33〔dBm〕と合いません 誤り
【注意】
ボルツマン定数を dB(W/Hz/K) で使うと、雑音電力は dBW で出ます。dBm にするには30〔dB〕を足します。
出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A A-6(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
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