図に示す理想的なB級動作をするコンプリメンタリSEPP回路において、トランジスタTr1のコレクタ電流の最大値ICm1及び…

無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-13

図に示す理想的なB級動作をするコンプリメンタリSEPP回路において、トランジスタTr1のコレクタ電流の最大値ICm1及び負荷抵抗RL〔Ω〕で消費される最大電力Pmoの値の組合せとして、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、二つのトランジスタTr1及びTr2の特性は相補的(コンプリメンタリ)で、入力は単一正弦波とする。

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 A-13の図
正答 (2)
正答は (2)。B級SEPPでは出力電圧の最大値が電源電圧Vまで振れるので、ICm1=V/RL=2A、Pmo=V²/(2RL)=18Wです。 Tr1は正の半周期、Tr2は負の半周期を受け持ちます。理想的なB級動作では、負荷にかかる電圧の最大値はトランジスタの電源電圧V=18Vまで振れます。 ICm1=V/RL=18/9=2.0〔A〕 負荷の電圧は最大値18Vの正弦波なので、実効値は 18/√2 です。最大出力電力は Pmo=(V/√2)²/RL=V²/(2RL)
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 =18²/(2×9)=324/18=18〔W〕 【ほかの選択肢】 (1) (3) 20W は計算と合いません (3) (4) 1.5A は計算と合いません (5) 1.0A は電源電圧を半分の9Vとした値で、8W も計算と合いません。この回路は正負2つの電源を持ち、それぞれ18Vです 【見分け方】 正負2電源のSEPPは、各電源の電圧Vが出力の最大振幅になります。最大出力は V²/(2RL) で覚えます。

出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-13(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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