次の記述は、図に示す原理的なQメータによるコイルの尖鋭度Qの測定原理について述べたものである。[ ] 内に入れるべき字…
無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-20
次の記述は、図に示す原理的なQメータによるコイルの尖鋭度Qの測定原理について述べたものである。[ ] 内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、回路は静電容量がC〔F〕で共振状態にあるものとし、交流電圧計Vの内部抵抗は無限大とする。(1) Cを流れる電流の大きさをIC〔A〕とすると、IC = [A]〔A〕である。(2) 交流電源の角周波数をω〔rad/s〕とすると、V2 = ([A] × [B])〔V〕である。(3) コイルの尖鋭度Qは、Q = [C]である。(4) (3)より、V1を一定電圧とすると、Vの目盛からQを直読することができる。
正答 (4)
正答は (4)。共振時は回路のインピーダンスがRXだけで IC=V1/RX、V2=IC/(ωC)となり、Q=V2/V1 です。
共振状態ではコイルのリアクタンスωLXとCのリアクタンス1/(ωC)が打ち消し合い、回路のインピーダンスはRXだけです。
A:IC=V1/RX
B:V2=IC×1/(ωC)
コイルのQは
Q=ωLX/RX=1/(ωCRX)
V2=V1/(ωCRX)=QV1
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C:Q=V2/V1
V1を一定にしておけば、電圧計Vの目盛からQを直読できます。
【ほかの選択肢】
(1) (2) (3) Aが V2/RX です。電流を決めるのは電源電圧V1です
(2) (3) Bの ωC はコンデンサのリアクタンスではなくサセプタンスです
(1) (5) Cが V1/V2 で、逆数です
【見分け方】
直列共振では、L や C の両端の電圧が電源電圧のQ倍になります。Qメータはこれを利用します。
出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-20(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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