次の記述は、図に示す二重積分方式(デュアルスロープ形)デジタル電圧計の原理的な構成例について述べたものである。[ ]内…
無線工学A 無線工学A B-5 イ
次の記述は、図に示す二重積分方式(デュアルスロープ形)デジタル電圧計の原理的な構成例について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、回路は理想的に動作するものとする。(1) スイッチSWを1に入れ、正の入力直流電圧 Ei をミラー積分回路に加えると、その出力電圧が零から[ア]に直線的に変化し、同時に比較器が動作する。(2) 制御回路は、比較器が動作を始めた時刻 t0 からクロックパルスをカウンタに送り、計数値が一定数 N1 になった時刻 t1にSWを2に切替え、Ei と[イ]の基準電圧 Er を加える。(3) ミラー積分回路の出力電圧は、t1 から正方向に直線的に変化し、時刻 t2 で零になる。t1からt2までの計数値が N2 のとき、近似的に Ei =[ウ]で表すことができる。(4) 積分を2回行う本方式の測定精度は、原理的に積分回路を構成するコンデンサ C 及び抵抗 R の素子値の精度に依存[エ]。また、周期性の雑音が入力電圧に加わったとき、Ei の積分期間を雑音周期の[オ]にすることにより影響を打ち消すことができる。[イ]に入れるべき字句はどれか。
- (1)正方向
- (2)逆極性
- (3)Er N1/N2
- (4)する
- (5)整数倍
- (6)負方向
- (7)同極性
- (8)Er N2/N1
- (9)しない
- (10)整数分の一
正答 (2)
正答は (2)。t1で入力をEiと逆極性の基準電圧Erに切り替えると、積分の向きが逆になり、出力は零へ戻っていきます。
t0〜t1でEiを一定時間(N1個分)積分した後、SWを2に切り替えてEiと逆極性のErを加えます。出力は傾き Er/(CR)で正方向に変化し、零に戻った時刻t2までのクロック数N2を数えます。
【紛らわしい語】
(7) 同極性 同じ極性では出力がさらに負方向へ進み、零に戻りません
出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A B-5 イ(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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