次の記述は、図に示す整流回路の動作について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。…
無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-16
次の記述は、図に示す整流回路の動作について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、出力端子ab 間は無負荷とする。(1) この回路の名称は、[A]形倍電圧整流回路である。(2) 正弦波交流電源の電圧V が実効値で100〔V〕のとき、端子ab 間に約[B]〔V〕の直流電圧が得られる。
- (1)A: 半波 B: 282
- (2)A: 半波 B: 200
- (3)A: 全波 B: 282
- (4)A: 全波 B: 200
- (5)A: 全波 B: 141
正答 (3)
正答は (3)。正負の半周期で上下のコンデンサを交互に最大値まで充電する全波形倍電圧整流で、2×100√2≒282V です。
電源の正の半周期では上のダイオードを通って上のコンデンサが、負の半周期では下のダイオードを通って下のコンデンサが、それぞれ電圧の最大値 Vm まで充電されます。端子 ab 間には2つのコンデンサの電圧が直列に現れます。
Vm=100√2≒141〔V〕
Vab=2Vm=200√2≒282〔V〕
両方の半周期で充電するので全波形の倍電圧整流回路です。
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【ほかの選択肢】
(1) (2) 半波形は、1つのコンデンサを経由して2段で充電する形です
(2) (4) 200V は実効値の2倍で、コンデンサは最大値まで充電されます
(5) 141V は1つのコンデンサの電圧です
【見分け方】
無負荷の倍電圧整流の出力は「最大値の2倍=実効値の2√2倍」です。
出典:2026年(令和8年)1月期 第二級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-16(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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