次の記述は、地上系のマイクロ波(SHF)多重通信において生じることのある干渉について述べたものである。[  ]内に入れる…

無線工学A 無線工学A 〔14〕

次の記述は、地上系のマイクロ波(SHF)多重通信において生じることのある干渉について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 無線中継所などにおいて、正規の伝搬経路以外から、目的の周波数又はその近傍の周波数の電波が受信されるために干渉を生じることがある。干渉は、[A]を劣化させる要因の一つになる。(2) 中継所のアンテナどうしのフロントバックやフロントサイド結合などによる干渉を軽減するため、指向特性の主ビーム以外の角度で放射レベルが十分[B]なるようなアンテナを用いる。(3) ラジオダクトの発生により、通常は影響を受けない見通し距離外の中継局から[C]による干渉を生じることがある。

正答 (1)
正答は (1)。干渉は回線品質を下げ、主ビーム以外の放射は小さくし、ダクトで遠くから届く干渉をオーバーリーチといいます。 正規の経路以外から同じ周波数の電波が入ると、雑音のように働いて回線品質が下がります。アンテナの横や後ろへの放射(サイドローブ・バックローブ)を小さくすると、隣の中継所との結合が減ります。ラジオダクトができると電波が遠くまで届き、ふだんは見通し外の中継局の電波が入ることがあります。これがオーバーリーチ干渉です。 【ほかの選択肢】 (4)(5) 拡散率はスペクトル拡散の用語で、干渉で劣化するものではありません 誤り
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(3)(5) 主ビーム以外の放射が大きいと、干渉がかえって増えます 誤り (2)(5) ナイフエッジは山の尾根などによる回折のことで、ダクトによる干渉ではありません 誤り 【対策】 オーバーリーチ干渉は、中継ルートをジグザグにして、同じ周波数の局が一直線に並ばないようにして防ぎます。

出典:2026年(令和8年)10月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔14〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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