次の記述は、図に示すQPSK 変調器の原理的な構成例について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを…

無線工学A 無線工学A 〔13〕

次の記述は、図に示すQPSK 変調器の原理的な構成例について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 分配器で分配された搬送波は、BPSK 変調器1 には直接、BPSK 変調器2 にはπ/2 移相器を通して入力される。BPSK 変調器1の出力の位相は、符号ai に対応して変化し、搬送波の位相に対して0 又はπ〔rad〕の値をとる。また、BPSK 変調器2 の出力の位相は、符号bi に対応して変化し、搬送波の位相に対して[A]〔rad〕の値をとるので、それぞれの出力を合成(加算)することにより、QPSK 波を得る。(2) このように、QPSK は、搬送波のπ/2〔rad〕おきの位相を用いて、1 シンボルで[B]ビットの情報を送る変調方式である。

第一級陸上特殊無線技士 2026年(令和8年)6月期 無線工学A 〔13〕の図
正答 (5)
正答は (5)。 【結論】  A BPSK変調器2には、π/2移相器で位相を90°ずらした搬送波が入ります。符号 bi に応じてその搬送波の位相を0かπだけ変えるので、もとの搬送波から見た位相は π/2 又は 3π/2 になります(π/2+0、π/2+π)  B QPSKは4つの位相を使うので、1シンボルで2ビット(2²=4通り)を送れます BPSK変調器1の出力(0又はπ)とBPSK変調器2の出力(π/2又は3π/2)は互いに直交しています。この二つを加え合わせると、π/4・3π/4・5π/4・7π/4 の4つの位相のどれかをとるQPSK波になります。
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【誤りの選択肢】 (1) (2) π/4 又は 3π/4 は、二つの出力を加え合わせたあとのQPSK波の位相の一部です。BPSK変調器2の出力の位相ではありません (3) 3π/4 は π/2 にπを加えた値ではありません(π/2+π=3π/2) (1) (4) 4ビットを送るには16通りの状態が必要で、16QAMなどになります。QPSKは2ビットです 【覚え方】 BPSKは1ビット(2通り)、QPSKは2ビット(4通り)、8PSKは3ビット(8通り)、16QAMは4ビット(16通り)です。状態の数が2のn乗ならnビットです。

出典:2026年(令和8年)6月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔13〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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