次の記述は、デジタルオシロスコープについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。…
無線工学A 無線工学A 〔24〕
次の記述は、デジタルオシロスコープについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の[ ]内には、同じ字句が入るものとする。(1) 観測する入力信号は、垂直軸増幅器で増幅された後、[A]に加えられ、サンプリング周期ごとにデジタル値に変換されて、逐次、[B]に記憶される。(2) 標本化定理によれば、直接観測することが可能な周波数の上限はサンプリング周波数の[C]までである。(3) 測定結果が[B]に記憶されることから、過渡現象のような単発現象も、これを読み出すことにより、静止波形として観測できる。
- (1)A: D-A 変換器 B: メモリ回路 C: 2 倍
- (2)A: D-A 変換器 B: トリガ回路 C: 1/2
- (3)A: A-D 変換器 B: メモリ回路 C: 2 倍
- (4)A: A-D 変換器 B: トリガ回路 C: 2 倍
- (5)A: A-D 変換器 B: メモリ回路 C: 1/2
正答 (5)
正答は (5)。
【結論】
A 入力信号は垂直軸増幅器で増幅されたあと、A-D変換器でサンプリング周期ごとにデジタル値に変換されます(A-D変換器)
B デジタル値は、逐次メモリ回路に記憶されます(メモリ回路)
C 標本化定理により、直接観測できる周波数の上限はサンプリング周波数の1/2までです(1/2)
記憶した測定結果を読み出して表示できるので、過渡現象のような単発現象も静止した波形として観測できます。
【誤りの選択肢】
(1) (2) D-A変換器はデジタル値をアナログ信号に戻す回路です。入力のアナログ信号をデジタル値にするのはA-D変換器です
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(2) (4) トリガ回路は、波形の取り込みや表示を始めるタイミングを決める回路で、測定結果を記憶する回路ではありません
(1) (3) (4) 標本化定理では、もとの信号の最高周波数の2倍以上でサンプリングする必要があります。観測できる上限は、サンプリング周波数の2倍ではなく1/2です
【覚え方】
「サンプリング周波数は最高周波数の2倍以上」と「観測できる上限はサンプリング周波数の1/2」は同じことを裏表から言っています。
出典:2026年(令和8年)6月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔24〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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