細菌と毒素の組合せで誤っているのはどれか。…
午前 第75問
細菌と毒素の組合せで誤っているのはどれか。
- (1)Clostridium tetani 神経毒素
- (2)Enterohemorrhagic Escherichia coli〈EHEC〉 ベロ毒素
- (3)Staphylococcus aureus エンテロトキシン
- (4)Streptococcus pyogenes 毒素性ショック症候群毒素
- (5)Vibrio parahaemolyticus 耐熱性溶血毒
正答 (4)
正答は (4)。誤っている組合せは「Streptococcus pyogenes ― 毒素性ショック症候群毒素」です。
毒素性ショック症候群毒素(TSST-1)を作るのは黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)です。化膿レンサ球菌(A 群レンサ球菌、S. pyogenes)が作るのは、発熱毒素(レンサ球菌発熱性外毒素、SPE)、ストレプトリジン O・S などで、劇症型溶血性レンサ球菌感染症(レンサ球菌性毒素性ショック症候群)の原因になります。
【ほかの選択肢】
(1) Clostridium tetani ― 神経毒素 テタノスパスミンという神経毒で、抑制性の神経の働きを止め、筋肉のけいれん・硬直を起こします 正しい
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(2) EHEC ― ベロ毒素 ベロ毒素(志賀毒素)で、出血性大腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こします 正しい
(3) Staphylococcus aureus ― エンテロトキシン 熱に強い毒素で、食べ物の中で作られ、食後数時間で嘔吐を起こす毒素型食中毒の原因になります 正しい
(5) Vibrio parahaemolyticus ― 耐熱性溶血毒 耐熱性溶血毒(TDH)は、我妻培地での溶血(神奈川現象)の原因で、病原性に関わる毒素です 正しい
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問75(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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